巨人の2019年シーズンが幕を閉じた。5年ぶりにセ・リーグを制覇し、阪神とのクライマックスシリーズ(CS)も4勝1敗(アドバンテージの1勝を含む)で制した。7年ぶりの日本一をかけて、ソフトバンクと日本シリーズを戦ったものの、残念ながら4連敗で終戦となった。
スポーツ報知では、リーグ優勝時にお届けしたスペシャル動画「軌跡」の完結編として「ありがとう巨人 2019軌跡完結編」を作成。原監督も思わず涙を見せた歓喜のリーグ優勝、選手たちの笑顔がはじけたビールかけ、そしてMVP・岡本やセーフティースクイズを決めた丸など、チーム一丸で阪神を退けたCSでの奮闘や、悔しい結果となった日本シリーズを余すことなくお届けします。
来年こそ、日本一だ!
また、この日本シリーズで、阿部慎之助捕手(40)の19年間に渡る現役生活が幕を閉じた。慎之助が残した数々の功績に敬意を表し、報知では特別動画を作成。2000安打、400号本塁打だけでなく、後輩たちとの友情、そして時に見せる厳しさも集めた。
度重なるケガにも泣かされ続けたが、努力を重ね球界の歴史に名を遺す名捕手に成長した。「もう、無理かもしれない」という思いに打ち勝てたのは、ファンの応援があったからこそだった。
ファンへの思いを口にした、引退会見の模様も収めた。サプライズで登場した、坂本勇人、沢村拓一らと笑顔で収まった写真を紙面とともに紹介する。自主トレの風景や、地面に顔をぶつけながらも飛球をつかみにいく、ダイナミックな写真も採用した。
慎之助の19年間を詰め込みました。
9月27日、東京ドームでの引退試合(DeNA戦)では、406号をマーク。試合後のセレモニーでは、大歓声の中で最後の言葉を口にした。もう、見られない慎之助のプレー姿。この動画で、その余韻に浸ろう。