西武のドラフト3位・松岡洸希投手(19)=BC武蔵=が22日、埼玉・熊谷市のBC武蔵球団事務所で、潮崎哲也編成グループディレクターらから指名あいさつを受けた。
埼玉・桶川西高3年の「4、5月くらい」に投手への挑戦を始めた松岡。投手歴がまだ1年半と浅いだけでなく、今年4月にサイドスローに転向し、サイド歴はたった半年でドラフト指名を受けるまでに成長した。
自身もサイド右腕だった潮崎哲也編成グループディレクターは9月のオリックス2軍との練習試合で初めてチェックし、指名を即決。「一発で惚れた感じ。追いかけて追いかけてのピッチャーではないけれど、1回だけの視察で『これ行こう』と思ったので一目惚れです」と明かした。
さらに「1番の魅力はサイドスローの本格派」といい、「まだまだ伸びてくれると思います。まだまだ投手経験が浅いので伸びる要素満載だと思っています」とさらなる成長にも期待を寄せた。
担当スカウトで編成グループ育成アマチュア担当の鈴木敬洋氏も「(魅力は)素材、伸びしろですね。(成長の)上限が全く見えてこない選手で楽しみな選手」と絶賛していた。
◆松岡 洸希(まつおか・こうき)2000年8月31日、埼玉・桶川市生まれ。19歳。小学1年で野球を始め、元ソフトバンク・摂津も所属していた浦和ビッグウェーブに所属。桶川中では軟式野球部で主に遊撃手。桶川西高卒業後、BCリーグの埼玉武蔵ヒートベアーズに入団。最速は149キロ。180センチ、81キロ。右投右打。血液型A。