藤井七段、羽生九段を再び撃破「楽しみにしてました」 史上最年少タイトル挑戦に前進

羽生善治九段(右)に勝利した藤井聡太七段
羽生善治九段(右)に勝利した藤井聡太七段

 将棋の第69期王将戦挑戦者決定リーグ・羽生善治九段(49)対藤井聡太七段(17)戦が21日、東京都渋谷区の将棋会館で行われ、後手の藤井七段が82手で勝利した。リーグ通算3勝1敗とし、史上最年少でのタイトル挑戦に前進した。

 序盤から前例を離れる難解な将棋となったが、わずかな好機を捉えた藤井の指し回しが光り、一気に寄せ切った。過去、羽生と藤井の対戦は非公式戦で1勝1敗、公式戦で藤井の1勝0敗。いずれも持ち時間の短い早指し棋戦だったが、初めての長い持ち時間(各4時間)でも地力を見せた形となり「長い持ち時間で指すのを楽しみにしていました。読みにない手を指され、自分も学んでいかなくてはと思いました」と謙虚に語った。

 タイトル通算100期の大台を目指して、挑戦が期待される羽生はリーグ通算2勝1敗と一歩後退。藤井の印象を「非常に力強く指され、一手一手に読みが入っている印象でした。(ある一手は)指されてみて、なるほどなあと思いました」と語っていた。

 藤井以外の6人全員が順位戦A級(名人含む)に在籍する超難関リーグ。渡辺明王将=棋王、棋聖=への挑戦を懸け、残りの久保利明九段、広瀬章人竜王との2戦に臨む天才少年は「3勝1敗といいペースなので、残り2局、全力を尽くして挑戦を目指したいです」と初の大舞台を見据えていた。

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