ラストW杯の福岡「日本中、世界中に誇れるチームができた。悔いはない」医師目指すべく15人制には区切り

攻め上がる福岡堅樹
攻め上がる福岡堅樹

◆ラグビーW杯 準々決勝 日本3―26南アフリカ(20日・東京スタジアム)

 初の8強入りを果たした日本代表が、準々決勝で南アフリカに敗れた。医師を目指すため、今大会で15人制ラグビーに区切りを付けることを表明していたウィングの福岡堅樹にとっても、代表でラストゲームとなった。試合後は涙を見せることなく「自分たちがこれまでやってきたことを出し切った結果がこの結果です。南アフリカが強かった。ベスト8を達成できたし、思い残すことなく、涙もあまり出なかったです」と振り返った。

 前半には自慢の俊足を生かして、大きく攻め込む見せ場もつくった。大会を通じて4トライを挙げる活躍を見せ、日本の8強入りに貢献。今後は7人制ラグビーで東京五輪を目指し、引退して医師を志すつもりだ。15人制の代表としてはこれがラストゲームとなったが「今までやってきてよかったと心の底から思えたので、本当に今までに悔いはないです。自分たちがこれまでやってきたことを誇れるようなチームだった。日本中、世界中に誇れるチームができたと思う」と新たな歴史を刻んだことに胸を張った。

 この日も試合中の「ニッポンコール」も含め、スタジアムを埋めた満員の観客から大きな声援が選手に届けられた。また日本代表の活躍を見て、全国でラグビーブームも起きている。その立役者の1人となった27歳は「本当にここまで自分たちが来れたのはファンの声援のおかげです。誇りに思うのと同時に、ファンの方のことも誇りに思って、次のステップに進んでいきたいです」と感謝の思いを口にした。今大会で残した偉大な記録と記憶を胸に、“日本のフェラーリ”が新たな一歩を踏み出す。

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