【F東京】首位・鹿島と勝ち点並んだ!横浜Mが1差で追走…残り5戦三つ巴

前半34分、チーム3点目のゴールを決めるF東京・橋本(カメラ・谷口 健二)
前半34分、チーム3点目のゴールを決めるF東京・橋本(カメラ・谷口 健二)

◆明治安田生命J1リーグ第29節 神戸1―3F東京(19日・ノエスタ)

 前節2位に後退したF東京は神戸を3―1で下し、4試合ぶりの勝利で首位・鹿島と勝ち点56で並んだ。長谷川健太監督(54)が施した神戸対策の布陣変更が的中。横浜Mは湘南を3―1で下し、勝ち点1差で鹿島とF東京を追走している。

 F東京が初優勝へ反撃態勢に入った。15日のタジキスタン戦から中3日で臨んだ日本代表MF橋本らの3得点で、8月30日の名古屋戦以来の勝利。鹿島と勝ち点56で並んだ。前節の鳥栖戦に敗れて首位から陥落。約半年ぶりに追いかける立場で迎えた一戦に勝ち、MF高萩は「勝てないとモヤモヤした状態で試合に臨むことが続く。今日の勝ちで一回リセットできた」と喜んだ。

 これまでは、どんな相手でも自分たちのスタイルを貫いてきた。だが長谷川監督は神戸MFサンペールの起点を警戒し、基本形の4―4―2から4―5―1に布陣を変更。高萩をトップ下に置き「サンペールを自由にさせると厄介なので抑えること、攻撃に変化をつけること」と課した。各世代の代表活動で主力5人(永井、橋本、室屋、ナ・サンホ、渡辺)が不在の中、密に調整して臨んだ。

 その狙い通り、前半6分に高萩の右足で先制。3―1の後半33分には相手のシュートをゴールライン上で蹴り出すなど守備でも貢献した。後半のシュート数はF東京の1本に対して、神戸が11本。猛攻を受けながらも全員で粘り、指揮官は「ずっと首位を走ってきたので、勝ち切るというより逃げ切るというマインドになっていた。今日は最後まで戦う姿勢を見せつけてくれた」と奮闘をたたえた。

 4試合ぶりの勝利に浸る様子もなく、高萩は「ここからが優勝争い」と気を引き締め、橋本も「泣いても笑っても残り5試合。身を削っていきたいと思うし、全員で死力を尽くして戦っていきたい」と覚悟を口にする。ラグビーW杯開催の影響で本拠の味スタが使えないが、アウェー8連戦は6試合を終え、2勝2分け2敗と健闘。苦境を超えた先に、悲願の初タイトルが待っている。(小又 風花)

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