ニュージーランド、3連覇へ7トライ!圧勝4強…24年ぶりアイルランドと対戦

前半14分、トライを決めガッツポーズするNZのA・スミス(中央=カメラ・中島 傑)
前半14分、トライを決めガッツポーズするNZのA・スミス(中央=カメラ・中島 傑)
前半、前方にボールをキックし(右)、そのまま自ら捕球しトライを決めるボーデン・バレット(左)
前半、前方にボールをキックし(右)、そのまま自ら捕球しトライを決めるボーデン・バレット(左)

◆ラグビーW杯 準々決勝 ニュージーランド46―14アイルランド(19日・東京スタジアム)

 史上初の3連覇を狙うB組1位のニュージーランド(NZ)は、A組2位のアイルランドから7トライを奪って46―14で圧勝し、3大会連続の4強入りを決めた。前日本代表ヘッドコーチ(HC)のエディー・ジョーンズ監督(59)率いるC組1位のイングランドはD組2位のオーストラリアを40―16で下し、07年以来3大会ぶりに準決勝進出。両チームは26日の準決勝(横浜国際)で対戦する。

 NZが、直近で1勝2敗と負け越していたアイルランドに実力差を見せつけた。昨年11月にノートライに抑えられた相手から7トライ。バレット3兄弟で唯一、先発した長男でFBのボーデン(28)が最優秀選手に選ばれた。前半は確実なパントキャッチで危機を救い、17―0の32分には相手の落球を蹴り出し、一気に前進。自らインゴールへ飛び込んでトライを決めた。「生きるか死ぬかのトーナメントだ。良いプレーがしたかった」と笑った。

 途中出場した次男でロックのスコット(25)は果敢なアタックで得点に貢献。三男でウィングのジョーディー(22)は後半39分、ボーデンからパスを受けて右隅へトライを決めた。祖父のエドワード・マイケル・バレットさんが13日、78歳で死去。3人は特別な思いでピッチに立った。ボーデンは「今週は家族にとって悲しい日々だった。今日はおじいちゃんのことを思って戦った。大好きだ」と語った。

 試合後は、今季限りで引退するアイルランド代表フッカーのベスト主将を両チームによる花道で送り出した。NZのスティーブ・ハンセン監督(60)は「(勇退する)シュミット監督とロリー主将はアイルランドの歴史を変えた」と敵将らを称賛し「素晴らしい相手に素晴らしい仕事をしてくれた」と自軍をたたえた。

 準決勝は前日本代表HCのジョーンズ監督率いるイングランド戦。ボーデンは「全く違う別の戦いになる」と気合を入れ直した。頼れる3兄弟を擁するオールブラックスが、3大会連続4度目の頂点へ突き進む。(田村 龍一)

前半14分、トライを決めガッツポーズするNZのA・スミス(中央=カメラ・中島 傑)
前半、前方にボールをキックし(右)、そのまま自ら捕球しトライを決めるボーデン・バレット(左)
すべての写真を見る 2枚

スポーツ

NEWS読売・報知 モバイルGIANTS ショップ報知 マガジン報知 個人向け写真販売 ボーイズリーグ写真販売 法人向け紙面・写真使用申請