【巨人】投手陣崩壊&打線沈黙でソフトバンクに完敗…セは日本S敵地で16連敗

7回途中から登板し3失点した田口麗斗(28)をねぎらう阿部慎之助(右)(カメラ・生澤 英里香)
7回途中から登板し3失点した田口麗斗(28)をねぎらう阿部慎之助(右)(カメラ・生澤 英里香)

 ◆SMBC 日本シリーズ2019 第1戦 ソフトバンク7―2巨人(19日・福岡ヤフオクドーム)

 5年ぶりにセ・リーグを制し、6年ぶりに日本Sに進出した巨人が、投打に精彩を欠いてソフトバンクに完敗。敵地での第1戦を落とした。

 先取点を奪ったのは巨人だった。両軍無得点の2回1死走者なし。「5番・指名打者」で先発した阿部が、千賀の初球、152キロ直球を捉えて右翼席に運んだ。今季限りで引退するベテランの一発に三塁巨人ベンチは一気に盛り上がり、流れをつかんだかにも見えた。

 だが、直後の2回裏。先発・山口が、1死から中村晃に右翼線への二塁打を浴びて出塁を許すと、直後のグラシアルに左中間テラス席へ2ランを浴びて逆転を許した。その後はしっかりと立て直した右腕。3回先頭からイニングをまたいで4者連続三振を奪うなど、3~5回は3イニング連続で3者凡退に抑えた。

 1―2で進んでいったが、試合が動いたのは6回裏。先頭の牧原に二塁打を浴び、柳田の申告敬遠とデスパイネの死球などで1死満塁のピンチを迎えると、中村晃に中犠飛を許して追加点を与えた。山口は6回81球、5安打3失点と試合は作ったが、要所で粘れずに降板。7回からのマウンドは救援陣に託した。

 頼みのリリーフ陣も誤算だった。2番手・マシソンは松田宣に二塁打を浴び、内川に送りバントを許して1死三塁となったところで降板。3番手で田口がマウンドに上がったが、牧原に2点適時打、柳田に右前適時打を浴びるなど流れを止められずに4点を失って、リードを6点に広げられた。

 打線も2回に放った阿部の本塁打以降は沈黙。ソフトバンク先発・千賀の前に3~6回の4イニングは1本のヒットも打つことは出来なかった。2点を追う7回にはゲレーロと田中俊の連打で2死二、三塁のチャンスを作ったが、小林の代打・重信が見逃し三振に倒れて、貴重な好機を逃した。9回には大城が右翼へ1号を放ち意地を見せた。

 パ・リーグの本拠地で行われた日本Sで、セ・リーグのチームが勝ったのは2013年の第6戦で巨人が楽天に勝ったのが最後。13年の第7戦から、16連敗。日本Sも12年に巨人が日本ハムに勝ってから、6年連続でセ・リーグは敗れている。

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