【ドラフト】四国IL徳島の岸潤一郎が最後の74番目で西武8位指名「最後の最後でほっとした」

西武に8位指名された四国IL徳島・岸潤一郎
西武に8位指名された四国IL徳島・岸潤一郎

◆2019年 プロ野球ドラフト会議 supported by リポビタンD(17日・グランドプリンスホテル新高輪)

 明徳義塾高(高知)で甲子園に4度出場した四国IL徳島の岸潤一郎外野手(22)が、支配下選手最後の74番目で西武に8位指名された。「育成(指名)に気持ちを切り替えていたときに、遅れて呼ばれた。最後の最後というところで、ほっとしたのがある」と、興奮気味に取材に応じた。

 高校時代は二刀流として計6勝(3敗)を挙げた。U―18日本代表では、今でも交流がある巨人・岡本らとともに活躍した。プロ志望届を提出せず、拓大に進学。1年春から東都大学リーグに出場したが、2年夏に野球人生が暗転した。

 右肘を手術し、3年秋に大学を中退した。「絶対、野球なんかやらん!」と、道具はバット1本しか残さなかった。地元に帰り、兵庫・西宮市の野球教室でリハビリを兼ねてアルバイトを始めた。子供に野球を教える中で「野球っておもろいな」と、前向きになれた。

 その頃に徳島から誘われ、2017年秋のトライアウトで特別合格した。現在は50メートル走5秒8の足が武器で、昨季はリーグ最多38盗塁と外野手のベストナインを獲得。今季は「1番・遊撃」などで年間総合優勝に貢献した。

 月給はシーズン中のみで10万円程度。シーズンオフに、うどん屋や居酒屋でアルバイトをしていた。念願のNPB入りを果たし「(西武は)一番勢いのあるチーム」と、夢がかなった喜びをかみしめた。

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