鶴岡東、41年ぶりセンバツ確実に…秋季東北大会で決勝初進出

6回コールドで決勝進出を決め、校歌を歌う鶴岡東ナイン
6回コールドで決勝進出を決め、校歌を歌う鶴岡東ナイン

◆秋季高校野球東北大会 ▽準決勝 鶴岡東10―0仙台城南=6回コールド=(17日・岩手県営)

 準決勝2試合が行われ、鶴岡東(山形1位)は仙台城南(宮城3位)に10―0の6回コールド勝ちで、初の決勝(18日)進出。準決勝敗退ながら出場を決めた1979年以来、41年ぶりのセンバツ出場が濃厚となった。

 41年ぶりのセンバツを決定づける圧勝劇にも満足はしない。太田陽都投手(2年)が最後の打者を遊飛に封じ、10―0の6回コールドで勝利。相手打線をわずか1安打に抑え、秋の東北大会ではチーム初の決勝進出を決めたが、本塁に集まるナインは安堵(あんど)の表情こそ見せたが、喜びを爆発させるような仕草はなかった。佐藤俊監督(48)も「今日は選手が頑張ってくれた。あした(決勝)も開始時間の10時から力を出せるように準備するだけ」と先を見据えた。

 初出場で4強まで進んだ仙台城南の勢いを、手堅さで止めた。初回に2者連続死球から3番の吉田陸人左翼手(2年)が犠打安打を放ち、5得点のチャンスを広げたのを手始めに、9度犠打を試みて8度の成功。6回に犠打で相手の失策を誘った小林三邦三塁手(2年)は「自分がアウトになってもチャンスを広げることが大事。きょうはそれが徹底できていた」と目の前の1点にこだわり、3試合連続の10得点につなげた。

 前にセンバツ出場を決めた1978年大会は準決勝で仙台育英に0―1で敗退。決勝では東北と仙台育英(4―2で東北の勝利)の宮城勢同士の対決となったため“逆転”で選出された。初の決勝でチームとして新しい歴史を作ったが、小林三は「ここで満足はしてはいけない。仙台育英も強いと思うけど、自分たちのやることを徹底して、優勝してから喜びたい」と決意を新たにした。堅実な攻撃で相手を圧倒し、悲願の東北王者となる。(遠藤 洋之)

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