中井貴一に「三船敏郎賞」、故・津川雅彦さんに「牧野省三賞」 京都国際映画祭が開幕

京都国際映画祭のオープニングを前に中井貴一が舞妓と記念写真
京都国際映画祭のオープニングを前に中井貴一が舞妓と記念写真

 吉本興業が手掛ける映画フェスティバル「京都国際映画祭」が17日に京都市内で開幕した。西本願寺で開かれたオープニングセレモニーでは、国際的な活躍が期待される俳優に贈られる「三船敏郎賞」を中井貴一(58)が受賞することが発表された。

 中井は「賞は本当に励みになる。もうすぐ60歳になるなんて思わず、がむしゃらに走ってきましたが、この年齢になって『もういっぺん、ここからまた頑張れ』、先輩の名が付いている賞なので『しっかりやれ』と言われているような気がします」と喜びとともに気を引き締めた。

 三船さんとは「竹取物語」(1987年公開)で共演経験がある。「豪放磊落(らいらく)に見えて非常に細やかな方。役者とは『居る』ことでだけ何かを伝えないといけないんだな、と先輩を見て思いました。存在感を作っていくことが、その人の歴史なんだなと実感しました」と三船さんの偉大な足跡に敬意を示した。

 また、日本映画の発展に貢献した映画人に贈られる「牧野省三賞」は、牧野氏の孫にあたる俳優の故・津川雅彦さん(2018年没)に贈られた。今年は、日本映画の父と称される牧野氏の没後90年にもあたる。

 授賞式には長女の女優・真由子(45)が代理人として出席。津川さんには生前にも同賞受賞の打診があったが「身内だから」と一度辞退したことがあったそうだが「きょう、父のお墓を参って『もらってもいい?』と聞いてきました。光栄な限り。父も喜んでいると思う」と笑顔で話した。中井は津川さんに向けて「役者をこんな長く続けられてきたのは、いい先輩に恵まれたから。津川さんは最愛の先輩。たくさんの遊びを教えていただきました」と感謝した。

 同映画祭は今年で6回目。「映画もアートもその他もぜんぶ」のサブタイトル通り、映画上映のほかにプロレス興行、「SDGs花月」など多彩なプログラムで20日まで京都市内各所で開催される。

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