【ドラフト】甲子園準V右腕の星稜・奥川は3球団競合でヤクルトが交渉権獲得! 星稜からはゴジラ以来のドラ1

星稜・奥川恭伸
星稜・奥川恭伸
会見場に入り、ドラフト会議を待つ星稜・奥川恭伸投手
会見場に入り、ドラフト会議を待つ星稜・奥川恭伸投手

 ◆2019年 プロ野球ドラフト会議 supported by リポビタンD(17日・グランドプリンスホテル新高輪)

 今ドラフトの目玉で夏の甲子園準優勝右腕の星稜高・奥川恭伸投手(18)は、1位で巨人、阪神、ヤクルトの3球団が競合し、ヤクルトが交渉権を獲得した。

 奥川は2001年4月16日、石川県かほく市生まれ。小学2年時に宇ノ気ブルーサンダーで野球を始め、宇ノ気中3年夏に、全国中学校軟式大会で優勝。鳴り物入りで星稜高に入学した。

 星稜では1年春から公式戦に登板し、2年夏で出場した甲子園の初戦では、自己最速を3キロ更新する150キロをマーク。スピードガンが普及した1980年以降、甲子園での150キロ超えは、05年夏の駒大苫小牧・田中将大(150キロ)、11年夏の花巻東・大谷翔平(150キロ)、13年春夏の済美・安楽智大(春は152キロ、夏は155キロ)に次いで4人目だった。2年生で唯一、U―18日本代表にも選ばれた。

 3年春のセンバツでは、1回戦・履正社戦(3〇0)で当時の自己最速を2キロ更新する152キロをマークなど3安打に抑えて17三振を奪い完封。2回戦の習志野戦(1●3)で敗れたが、鮮烈な印象を与えた。夏の甲子園では好投を続けて決勝に進出。センバツでは抑えた強打の履正社打線に11安打5失点と打ち込まれ、北陸勢初の夏制覇という夢は破れた。だが、大会の主役となって、プロからの評価も日に日に上がっていった。

 高校3年生にして、プロでも今すぐ通用するかのような完成度を誇る奥川。150キロを超える直球を軸に、スライダーの切れも抜群。「即戦力」として1年目から期待がかかることになりそうだ。

 松井秀喜の母校としても知られる星稜。プロ野球はこれまでにも村松(ソフトバンク)、高木(巨人)、島内(楽天)、北村(巨人)らも輩出し、サッカー部も本田圭佑や豊田陽平らが卒業している。左腕の山本省吾が慶大を経てドラ1だった例はあるが、星稜から直接プロへのドラフト1位は、松井秀喜以来27年ぶりだ。

 高津監督は「どうしてもピッチャーを強くしたいと思っていたので、絶対引いてやろうと。直感で引きました。ヤクルトのエースはもちろん日本を代表するピッチャーになる。一緒に頑張りましょう」とメッセージを送った。

 ◆奥川 恭伸(おくがわ・やすのぶ)2001年4月16日、石川・かほく市生まれ。18歳。宇ノ気小時代から捕手の山瀬とは同級生。星稜では1年春の北信越大会からベンチ入りを果たした。甲子園に2年春から4季連続出場し、今夏準V。2年連続でU―18日本代表。183センチ、84キロ。右投右打。家族は両親と兄。

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