【巨人】1位指名は星稜・奥川!松井を引き当てて以来の「星稜4球団」

巨人が1位指名する星稜・奥川。さわやかな笑顔はスター性も抜群だ
巨人が1位指名する星稜・奥川。さわやかな笑顔はスター性も抜群だ
08年のドラフトで大田泰示の指名権を獲得し、ガッツポーズで喜ぶ原監督
08年のドラフトで大田泰示の指名権を獲得し、ガッツポーズで喜ぶ原監督

 巨人が17日に行われる「プロ野球ドラフト会議supported by リポビタンD」(午後5時開始)で星稜高・奥川恭伸投手(18)を1位指名する方針を固めたことが16日、分かった。東京・大手町の球団事務所で行われたスカウト会議には原辰徳監督(61)も出席。現場の即戦力投手補強というニーズも踏まえた上で、大船渡・佐々木朗希投手(17)、明大・森下暢仁投手(22)を交えた「BIG3」から、「将来性」「即戦力」「スター性」を兼ね備えた奥川を最上位評価に位置づけた。

 運命のドラフトを翌日に控え、巨人が今年一番と評価する選手が決まった。原監督は、スカウト会議後に報道陣に対応。「現段階では1位指名選手も決まった。投手です。名前は伏せます」と明言は避けた。だが、関係者の話を総合すると、星稜・奥川を1位指名する方針を固めた。

 この日、午後1時から行われた会議は2時間超に及んで、映像を交えて指名候補選手を洗い直した。スカウト陣に、原監督の意見も加わって最終的なランク付けが完了。ほぼ等しく高評価を与えて最終候補に残した3人のうち、最上位は奥川か、佐々木か、森下か。1位指名選手の方針を、将来性か、即戦力かと問われた原監督は「両方ですね」と即答。それこそが巨人の奥川への評価であり、実質的な答えだった。

 現場のニーズも踏まえた上で、奥川が最適な指名であることに疑いの余地はない。最速158キロを誇る直球に制球力も高く、高校生離れした完成度は田中将大(ヤンキース)にも例えられるほど。5年ぶりにリーグ優勝を果たした今季、山口が15勝、菅野が11勝を挙げたが、2ケタ勝利はこの2人のみ。高卒1年目から即戦力となり得る見方が強い奥川で、意見がまとまった。今夏の甲子園で準Vを果たすなど、大舞台での経験やスター性も、巨人で活躍する上で大事な要素と判断。「すべてを加味した中で、と判断してもらっていい。やっぱりドラフト1位で指名する選手は、そういうものを兼ね備えてる選手たちだと思うね」と原監督が話すドラ1像にも合致する。

 すでに奥川にはヤクルトが1位指名を公表するなど、92年に星稜高の先輩・松井秀喜を引き当てた時と同じ4球団での競合になりそうだ。抽選の大役はもちろん指揮官となるだろう。「今日、決めなかったね。当日に(模擬抽選を)やって、運が強い人がいこうか」と冗談めかしたが、巨人の運命を託せるのは原監督以外にいない。抽選で外れた場合も即戦力投手の指名方針は変えず、東芝・宮川、JFE西日本・河野らが候補となっているもようだ。

 自身は80年ドラフトで4球団競合の末に、藤田監督が交渉権確定の当たりくじを引いたことで、運命の赤い糸で結ばれていると信じた巨人入りが決まった。過去、1位指名の抽選では9戦して1勝8敗だけに「引かれる運は強いんだけど、引く運が…。しかし、そういう役であるならば、代表していいくじを引きたい」と笑った。当日は水風呂に入って身を清めてから会場入りする予定と、験も担いで臨む。ウェーバー順で原監督は残りくじとなるが、残り物に福があると信じて、運命の時を待つ。

巨人が1位指名する星稜・奥川。さわやかな笑顔はスター性も抜群だ
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