【こちら日高支局です・古谷剛彦コラム】オータムセールで消費税アップの影響痛感

スポーツ報知

 今年最後の1歳市場となる「オータムセール」が15日と16日、北海道新ひだか町静内の北海道市場で開催されている。このセールは、初日に新規申込馬、2日目は国内1歳市場に申込履歴のある馬(再申込馬)に分かれて実施されている。「セプテンバーセール」が新設され、新規馬の上場頭数が少なくなることが見込まれ、1日のみの開催となったが、200頭が上場され、144頭が落札。売却総額は4億2140万円(金額は税別)で、昨年の初日より1億1880万円減となった。売却率は72%で、昨年の新規2日間との比較で0.42ポイント減と、ほぼ変わらない数字を残した。最高価格は、ピサノロマン2018(牡、父トランセンド)の900万円で、宮崎俊也氏が落札した。

 消費税率が10%に上がってから初めての市場だったが、北海道市場で最高価格が1000万円を超えなかったのは、個人的に記憶がない。10%なら、税込価格の計算がしやすくなり、購買者が競り上げる際のブレーキは、以前より掛かりやすくなる。「セプテンバーセール」までの景気の良さを考えれば、購買層との兼ね合いで金額が伸び悩んだことも致し方ないが、消費税率が上がった影響を痛感するセールに感じた。2日目は再申込馬たちの上場となり、主催者は売却総額の見込みを低く設定している。とはいえ、どのセールも7割を超えている現状は、市場の活気は保っている印象を受ける。「オータムセール」を前に、北海道市場の年間売却総額は99億8860万円だったが、今回のセール最終日を迎える前に、3年連続100億円を突破した。北海道市場の総括は、改めてこのコラムで書きたいと思う。(競馬ライター)

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