DeNAのアレックス・ラミレス監督(45)が17日に行われるドラフト会議で競合した場合の抽選役を務めることが15日、明らかになった。
指揮官はこの日横浜市内でスカウト会議に出席。話し合いの末、くじ引き役に任命された。過去、16年ドラフトでは1位で明大の柳(中日)、外れ1位で桜美林大の佐々木(ロッテ)をいずれも外していた。昨年は高田GM(当時)、三原代表に大役をゆだねていたが、3年ぶりに出番が回ってくる可能性がある。
3連敗阻止へ向け「ストロング ライトハンド!」と右腕で拳を作り気合い十分だった。「今年のドラフトはビデオを見た限り例年よりいい選手が多い。レベルが違う。インパクトがあるドラフトになる」と語っていた。また佐々木(大船渡)について聞かれ「もちろんプロのレベルにあるのは間違いない。若いのでいかにチームがコントロールできるか、育てるかが重要。しっかりできればスペシャルになるのは間違いない」と太鼓判を押していた。
なお球団では1位指名を公表せず、三原代表は「最終決定は当日になる」と、ぎりぎりまで見極めるつもりだ。