巨人は、岩隈久志投手(38)が15日に都内の病院でそけいヘルニアの手術を受け、無事終了したと発表した。
そけいヘルニアとは腹膜や腸が、筋膜が薄くなっている太もも付け根付近から腹腔外に飛び出すことで、患部が膨らんだりする症状が起きる。脱腸とも呼ばれる。
通常、外部から力を加えれば戻り、痛みを伴うことも少ないが、放置しておくと、腹膜や腸が飛び出したまま戻らなくなる危険な状態に陥ることもある。
同様の手術、過去の症例では術後3~4週間程度でランニングを再開させているものもある。
残留が決まっている来季を万全な状態で迎えるためにこの時期に手術した。