13日に日本テレビ系で生中継されたラグビーW杯「日本対スコットランド」(後7時半~9時54分)の平均視聴率が39・2%を記録したことが15日、分かった。
瞬間最高視聴率は午後9時41分、53・7%の驚異的な数字をマーク。ラックから出たボールをFB山中亮平(31)=神戸製鋼=が蹴り出し、日本が史上初の決勝トーナメント進出を決めた場面だった。
9月20日に同局系で生中継された開幕戦の日本対ロシア(後7時半)は平均視聴率18・3%、瞬間最高視聴率25・5%。28日にNHK総合で生中継され、日本が大金星を挙げた日本対アイルランド(後5時10分)は平均22・5%、瞬間最高28・9%。5日に日本テレビ系で生中継された日本対サモア戦(後7時15分)は平均32・8%、瞬間最高46・1%。今回はさらに上回り、今年放送の全番組の中でトップの高数字をマークした。
日本が前回大会で敗れた因縁のスコットランドを28―21で下し、1次リーグA組を4連勝で首位突破。0―7の前半17分にウィング・松島幸太朗(26)=サントリー=のトライで反撃。今大会初先発のウィング・福岡堅樹(27)=パナソニック=の2トライなどで点差を広げ、リーチ・マイケル主将(31)=東芝=を中心に一丸で勝利をつかんだ。20日の準々決勝(東京スタジアム)で南アフリカと対戦する。(数字は関東地区、ビデオリサーチ調べ)