【山形】MF井出、2戦連発「自分の殻を破らなきゃいけない」暫定2位浮上

後半39分、2試合連続ゴールを決めてピッチを駆ける山形MF井出
後半39分、2試合連続ゴールを決めてピッチを駆ける山形MF井出

◆明治安田生命J2リーグ第36節 山形2―0岐阜(13日・NDスタ)

 J2モンテディオ山形はホームで岐阜を2―0で下し、暫定でJ1自動昇格圏内の2位へ順位を上げた。前半9分にMF柳貴博(22)の移籍後ゴールで先制。後半30分から途中出場の背番号10・MF井出遥也(25)が同39分に2試合連続弾で貴重な追加点を決め、木山隆之監督(47)からの2点目奪取の指令を完遂した。守っては相手シュートを0本に抑え、ゲームプラン通りの完勝となった。

 2点目を奪う―。チームを落ち着かせる―。木山監督から2つの使命を受け、1―0の後半30分、山形MF井出が左のシャドーでピッチに立った。正確なパスでリズムをつくり、ドリブルを仕掛けてチームに勢いを与えた。同39分、左サイドでボールを受けた井出が相手DFをかわし、カットイン。右足を振り抜き、追加点を挙げた。

 長いトンネルを抜け、背番号10が真価を発揮してきた。今季G大阪から完全移籍加入した井出は開幕スタメンをつかむもゴール、アシストの結果が出ず、途中出場が多くなっていった。「自分の殻を破らなきゃいけない」。ゴールに向かう姿勢をより意識し練習に励んできた。そして10月6日の千葉戦(4〇1)で25試合目の出場で移籍後初ゴール。「自信につながった。落ち着いて試合に入れている」と手応えをつかんだ。

 13日に今季限りで引退を表明したJ2千葉のMF佐藤勇人(37)は、井出と14~16年に共にリーグ戦でプレー。千葉の下部組織時代からの憧れの存在だ。「それを一番強く意識して試合に臨んだが、背番号7の(佐藤にちなんだ)ゴールパフォーマンスをつい忘れてしまった」と苦笑。「残り6試合、毎試合点を決めたい。次はパフォーマンスをする」。目覚めの背番号10がゴール量産でJ1昇格へ導く。(小林 泰斗)

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