国学院大、箱根往路Vある…担当記者が「5強」の争い占う

指を突き上げゴールテープを切る土方
指を突き上げゴールテープを切る土方
学生駅伝の日程
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◆出雲全日本大学選抜駅伝 (14日、島根・出雲市出雲大社鳥居前スタート、出雲ドーム前ゴール=6区間45・1キロ)

 学生3大駅伝の開幕戦は、国学院大が2時間9分58秒で初優勝を飾った。トップから37秒差の4位でタスキを受けたアンカーの土方英和(4年)が残り700メートルを過ぎ大逆転。「平成の常勝軍団」を率いた駒大・大八木弘明監督(61)の下で主将を務めた前田康弘監督(41)は就任11年目に師匠超えを果たした。3位は東洋大、箱根王者の東海大は4位、連覇を狙った青学大は5位だった。(天候曇り、気温20・0度、湿度86%、南南西の風0・1メートル=スタート時)

 今後の駅伝シーズンを表すような出雲路だった。初優勝を果たした国学院大だが「3大駅伝3位以内」という目標は維持。欲張らない姿勢は安定感につながり、他校のミスがあれば、すかさず勝負に出ることができる。土方と浦野のダブルエースに、ルーキー中西大翔もデビュー戦ながら2区3位と好走。双子の兄・唯翔も出雲市記録会で14分15秒62の自己新をマークし、底上げも進む。上級生がいぶし銀の走りをするのがチームの強みだけに、箱根駅伝往路優勝&総合3位以内は手の届くところまで来ている。

 ただ、ライバル校も黙っておらず「5強」の争いになる。ミスひとつで大きく順位を落としかねない大混戦だと、駒大は最も痛感しただろう。大八木監督の下、充実の選手層で立て直しは十分可能。駅伝巧者の東洋大はスターターを担う西山和弥(3年)の復活が待たれる。“黄金世代”と呼ばれる4年生中心の東海大は館沢亨次主将や関颯人らの復調が急務だ。青学大も今回5区6位の竹石尚人や鈴木塁人(ともに4年)が本来の走りをすることが不可欠。今回の結果で、全校が危機感を持ったはず。攻めて主導権を握りつつ、ミスのない駅伝が求められる。

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