田中将大が先陣!ヤンキース・ブーン監督「いい決断だと感じている」

第1戦に先発することが決まり、キャッチボールで調整するヤンキース・田中(ロイター)
第1戦に先発することが決まり、キャッチボールで調整するヤンキース・田中(ロイター)

 【ヒューストン(米テキサス州)=一村順子】ヤンキースが11日(日本時間12日)、12日から始まるア・リーグ優勝決定シリーズ(LCS)第1戦先発に田中将大投手(30)を指名。ポストシーズン通算4勝2敗と大舞台に強い田中は「勝ちにつながる投球を」と意気込んだ。

 ポストシーズン(PS)通算防御率1・54を誇る田中が大役を任された。「いろいろ考えて、マサ(田中)を第1戦に持ってきた。いい決断だと感じている」と、ヤンキースのブーン監督。11日午前中に本拠地で荷物出しを行い、空路敵地に向かう前に本人に伝えられた。

 最大の理由は安定感。PS通算6試合全て5回以上を投げて2失点以下という輝かしい実績に加え、パクストンと入れ替えることで、本拠地で行われる第5戦(17日)に中4日で備えられ、場合によっては、中2日で第7戦のブルペン待機、そして、ワールドシリーズの第1戦の先発も。切り札を最大限に生かすことができる。

 田中は「間違いなく自分にとってチャレンジになる。どこが相手であれ、抑えるためにやっていく作業は一緒だと思うので、しっかり自分でプランをもって投げられたらと思う」。

 宿命の対決だ。田中にとってレギュラーシーズン同一リーグで唯一勝ち星がない相手。だが、2年前のLCS初戦は敗れたものの6回2失点、第5戦は7回3安打無失点と圧倒した。今季は2試合投げて白星なしも、ともに6回を投げて2失点以下とア軍打線を苦にしていない。

 2年前の対決は王手をかけながら、敵地4試合すべて敗れただけに、鬼門の敵地に最も頼れる右腕を送り出す。「2017年に同じ舞台を経験しているので、盛り上がりは想像できる。そういう状況、雰囲気の中でも自分らしく、自分の投球にフォーカスしていけば大丈夫かなと思う」

 この日は、早出で球場入りし登板前日恒例のメニューを着々とこなした。クラブハウスでは丁寧にグラブを磨いて、大一番の初戦を迎える。

 ◆田中に聞く

 ―戦いの鍵は?

 「チームとして相手を上回っていかないといけない。選手一人一人が自分のやるべきことをやれるかが一番大きいと思う」

 ―今日は早めに来ていたが。

 「いつもの準備ですけど、会見もあるので(笑い)」

 ―登板間にリラックスするために心がけていることは?

 「そういうことを考えないこと、じゃないですか。リラックスするためには考えないです(笑い)。そういうことを含めていい調整ができている」

 ―敵地での初戦の重みは。

 「公式戦もそうだけど本拠地が有利に働く部分はある。初戦をとることができれば、勢いに乗れるんじゃないかなと思うので、なんとしても勝ちにつながる投球をしたい」

 ―アストロズに意識は?

 「今年公式戦で一番多く勝ったチーム。大きなチャレンジを乗り越えて、勝利をつかみとることができればと思う」

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