大相撲、台風で“超異例”13日の巡業中止 力士に「外出禁止令」で夕飯は弁当も

8日の糸魚川市巡業 雨の中、巡業場所入りする鶴竜(左)
8日の糸魚川市巡業 雨の中、巡業場所入りする鶴竜(左)

 日本相撲協会は12日、大相撲の秋巡業「ジオパーク伊豆場所」(13日、静岡・伊豆市)の中止を発表した。大型の台風19号が接近しているため。この日山梨・甲府市で行われた巡業で、取材に応じた巡業部の入間川親方(元関脇・栃司)は「勧進元(主催者)さんから、(伊豆市で)避難勧告が出てるから明日は中止という連絡をもらった」と、説明。主催者によると、チケットの払い戻しを含めた中止への今後の対応を検討中だという。

 巡業が原則的に屋内開催となった1995年以降、天災による中止は初めてで、入間川親方も「私の知る限りではない」と話した。この日、力士らはバスによる移動が出来ないため、山梨県内に宿泊。急遽、相撲協会が宿泊先を手配した。

 山梨県内でも大雨特別警報が出ており、関取衆を含む力士らには「外出禁止令」が出された。コンビニエンスストアや、若い衆が洗濯をするためのコインランドリーへの外出も禁止。宿泊先によっては夕食が用意できない宿もあり、該当する力士には弁当が配られるという。

 14日には静岡・焼津市での巡業が予定されている。力士らは同市から迎えに来る大型バスで13日の午前中に同市へ移動する行程だが、入間川親方は「バスの到着時間、どのコースが使えるか分からない。台風が過ぎてないから、何時に出発できるかは分からない」と説明。静岡県の被害状況によっては「お客さんも、それどころじゃない」と、安全を最優先させる方針だとした。

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