【西武】投壊3連敗…3戦23失点、十亀4回KO 辻監督「完敗だ」

腕組みをしたまま口を真一文字に結びベンチに座る辻監督 (カメラ・清水 武)
腕組みをしたまま口を真一文字に結びベンチに座る辻監督 (カメラ・清水 武)

◆2019 パーソル クライマックスシリーズ・パ 最終ステージ第3戦 西武0―7ソフトバンク(11日・メットライフドーム)

 試合後、辻監督は「完敗だねえ」と潔く認め、クラブハウスへと通じる長い階段を上がった。ファンの「辻さん、頑張ってえ」の声がむなしく響いた。3試合連続で先取点を奪われ、3連敗。パ・リーグ王者が崖っぷちに立たされた。

 先発・十亀が4回5失点でKOされた。初回、先頭の牧原を右前安打で出塁させると、犠打と適時打で先取点を献上。勢いづいた打線を抑えきれず、毎回安打を浴びた。トドメは4回、牧原に右越え2ランを被弾。「ボールが先行してしまい、いいリズムをつくることができなかった。チームに流れを引き戻すような投球をできなかったことが悔やまれます」と肩を落とした。

 8回途中から登板した小川、9回から継投した中継ぎのエース・平井も失点。2試合連続8失点した反省から、異例の投手10人態勢の総力戦で臨むも、タカ打線に毎回の14安打と打ち込まれた。連覇に導いた“勝利の方程式”が、この短期決戦初戦から崩れ、先発を長く引っ張らなければいけないのが現状。役割をまっとうできず、3試合で計23失点では勝てるはずがない。

 今季12球団トップの755得点を稼いだ、頼みの「獅子おどし打線」も千賀の前に8回まで2安打と沈黙。相手が絶対的エースだけに、最少失点から打線の援護を待ちたいところだったが、歯車はかみ合わなかった。

 ソフトバンクに3連敗で日本シリーズ進出へ王手をかけられた。だが、指揮官は「後がないけれど、ビビることはない。1つ勝ったら、3つ勝つ可能性もある。野球は分からない」と逆襲を予言した。12日に予定されていた第4戦が台風のため、中止となり、12日は休養日。心新たに、挑む。(森下 知玲)

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