福岡堅樹、8強へ3戦連続トライ「1点でも勝ちにつなげる」…開催可否は当日朝発表

スコットランド戦の先発メンバー入りした福岡。快足を飛ばしてトライを狙う
スコットランド戦の先発メンバー入りした福岡。快足を飛ばしてトライを狙う
会見を行う福岡堅樹
会見を行う福岡堅樹
スコットランド戦の先発メンバー
スコットランド戦の先発メンバー

◆ラグビーW杯 ▽1次リーグA組 日本―スコットランド(13日・横浜国際総合競技場)

 日本代表のジェイミー・ジョセフ・ヘッドコーチ(HC、49)は11日、都内で、初の8強入りをかけた運命のスコットランド戦(13日、横浜)に臨むメンバー23人を発表した。W杯代表初の3戦連続トライを託されたウィングの福岡堅樹(27)=パナソニック=は今大会初めて先発入り。台風19号の通過後となる試合の開催可否は、当日朝に発表される。

 福岡の決意は熱かった。初先発に「気持ちは高ぶっている」と闘志全開。「1点でも勝ちにつながる、こだわる試合をしたい。最高の形でベスト8に行く」と意気込んだ。

 ジョセフHCは、サモア戦の最優秀選手で3戦連続の先発起用レメキを下げ、2戦連続トライ中の福岡に託した。ランク1位タイの計4トライ・松島との“ダブルフェラーリ”で両翼を構成した指揮官は「(レメキを下げた理由は)福岡は絶好調だし、ベストの選手だからだ。『フェラーリ』にふさわしく『フェラーリ』のように扱わないといけない」と期待を寄せた。

 福岡は9月6日の南アフリカ戦(壮行試合)で右ふくらはぎを痛めてロシアとのW杯開幕戦を欠場。トゥポウの試合当日の負傷離脱に伴い、2戦目のアイルランド戦で急きょ控えに入り、逆転トライを挙げた。サモア戦ではチームを勢いづける3トライ目。局地戦で前進するスローペース狙いとみられるスコットランド攻略で、速攻を描くジョセフ日本に50メートル5秒8の福岡の足は強力な武器になる。ウィングとしての座右の銘は「チームに勢いをつけるファンタジスタ」だ。福岡も「スタメンに入ることで、もっといい仕事をできると思う」と、活躍を誓った。

 W杯日本代表の2試合連続トライは、91年大会の吉田義人と07年の遠藤幸佑に並ぶ。3試合連続なら初となるが欲はない。「トライにこだわりたい気持ちもあるけど、自分らしく何か1つ、起点になるプレーができればいい。それが記憶に残れば」と言い切った。

 特別な思いがある。前回大会で自身が唯一出場したのがスコットランド戦だったが、10―45で完敗した。巡り巡って8強入りをかけた大一番で初先発。15人制W杯は今大会が最後で、20年東京五輪7人制代表への挑戦を経て現役引退し、医師の道を目指すと決めている。負ければW杯ラストマッチ。快足で歴史の扉をこじ開けてみせる。(小河原 俊哉)

 ◆連続トライ W杯で戦った日本代表で、2試合連続トライは福岡含めて3人。ウィングの吉田は91年のアイルランド戦、日本がW杯初勝利したジンバブエ戦でトライ。ウィングの遠藤は07年のウェールズ戦、カナダ戦で決めた。3戦連続トライを達成すれば代表初となる。

出場メンバー
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