和田誠さん、報知映画賞のブロンズ像デザインも…84年「麻雀放浪記」では自ら新人賞

自らデザインし、後に受賞者として受け取った報知映画賞のブロンズ像を披露する和田誠さん(1995年11月)
自らデザインし、後に受賞者として受け取った報知映画賞のブロンズ像を披露する和田誠さん(1995年11月)
映画「麻雀放浪記」の製作発表に出席した(左から)鹿賀丈史、加賀まりこ、和田誠監督、真田広之、大竹しのぶ、原作者の阿佐田哲也さん(1984年5月)
映画「麻雀放浪記」の製作発表に出席した(左から)鹿賀丈史、加賀まりこ、和田誠監督、真田広之、大竹しのぶ、原作者の阿佐田哲也さん(1984年5月)

 週刊文春の表紙イラスト、村上春樹さんらの著作の装丁、エッセイスト、映画監督など多くのジャンルで活躍したイラストレーター・和田誠(わだ・まこと)さんが7日午後6時57分、肺炎のため東京都内の病院で死去した。83歳だった。報知映画賞(報知新聞社主催)の受賞者に贈られるブロンズ像のデザインも担当し、43年間にわたって晴れ舞台を彩ってきた。葬儀・告別式は近親者で既に執り行われ、後日にお別れの会を開く。

 報知映画賞は1976年の第1回から和田さんデザインのブロンズ像を全受賞者に贈っている。当時、本紙記者の依頼を受け、粘土細工のライオンをデザイン。重量4・4キロの像を受け取った受賞者たちが「重い」と笑う場面は、賞を象徴するシーンになっている。

 受賞者たちの愛着は強く、昨年亡くなった樹木希林さんは台座から分離させたライオン部分を自宅庭の門扉にシーサー(沖縄に伝わる伝説の獣像)のように置いていた。

 その後、和田さんは84年の監督作「麻雀放浪記」で新人賞を受賞。自らデザインしたブロンズ像を受け取った。95年の本紙インタビューでは「思ってもいなかったことでした。式で一緒だった伊丹十三監督から『ブーメランのようだね』と言われました」と笑顔で振り返っていた。

自らデザインし、後に受賞者として受け取った報知映画賞のブロンズ像を披露する和田誠さん(1995年11月)
映画「麻雀放浪記」の製作発表に出席した(左から)鹿賀丈史、加賀まりこ、和田誠監督、真田広之、大竹しのぶ、原作者の阿佐田哲也さん(1984年5月)
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