貴ノ富士が引退「協会の将来に失望」…付け人への暴力 千賀ノ浦部屋で昨年の貴ノ岩以来

貴ノ富士
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 付け人への2度目の暴力で日本相撲協会から自主的な引退を促されていた十両・貴ノ富士(22)=千賀ノ浦=が11日、代理人弁護士を通して郵送で引退届を提出した。師匠・千賀ノ浦親方(元小結・隆三杉)も承諾し、同日付で受理された。懲戒処分ではなく退職金は支払われる。断髪式は未定。

 現役続行を希望し、寛大な処分を求めていた貴ノ富士側は、本人の引退理由を「協会の将来に失望しました」などと文書で明示した。協会は先月26日の理事会で自主引退を促して以降、師弟の話し合いを尊重してきた。だが、謹慎中に部屋を出た貴ノ富士とは音信不通になった。角界では“親代わり”とされる師匠不在のまま迎えた結末。この日、弟子の決断を知らされた千賀ノ浦親方は「(貴ノ富士の)顔を見たら自然と言葉が出るのに」と残念がった。

 同部屋の暴力での引退は昨年の元幕内・貴ノ岩以来。貴ノ富士側は協会の再発防止策が不十分との意見書も提出した。これを受け、協会は今月中に臨時理事会を開き、改めて暴力根絶を推し進める。

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