千賀ノ浦親方 貴ノ富士の自主引退に「私としてはよかった」も胸中複雑

千賀ノ浦親方
千賀ノ浦親方

 付け人に2度目の暴力をはたらき、11日に日本相撲協会に現役引退を届け出た十両・貴ノ富士(22)=千賀ノ浦=について、師匠の千賀ノ浦親方(元小結・隆三杉)が同日、胸中を語った。この日の午後、都内の千賀ノ浦部屋で取材に応じ「私としては、よかったんじゃないかと思う。十両まで来て、関取になってる。退職金は大事なので、その方向でずっと話を進めてきた」と話した。

 貴ノ富士は、代理人を通じて現役引退を書面で届け出た。千賀ノ浦親方は、この日の正午頃に両国国技館を訪れた際、引退の旨を協会関係者から聞いたという。「聞いた時はちょっと言葉が出なかった」。貴ノ富士は謹慎中だったが部屋におらず「向こうの弁護士さんから、話をしないでと言われている」と同親方。ここ4、5日は連絡が取れず、弟子の引退決断も本人の口から伝えられることはなかった。

 貴ノ富士の現役引退の意向を確認後、協会の引退届けに記入。師匠が正式に届け出を行い、受理された。「顔を見たら、自然と言葉が出るんじゃないですかね」と、貴ノ富士と直接言葉を交わしたい思いは強いという。またこの日は、協会に部屋の暴力再発防止策をまとめた書類も提出。「弟子はかわいいし、一生懸命やってる弟子もいる。暴力は絶対ダメだということを、教えていきたい」と決意も語った。

 貴ノ富士は自主的に引退を届け出たため、日本相撲協会から退職金を受け取ることが出来る。また、断髪式を行うことも出来るが、千賀ノ浦親方は「それはまだ、貴ノ富士と話してから」と話すにとどめた。

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