キラリと光った森保監督の伊東スタメン起用、柴崎がいるからこその6ゴール…岩本輝雄のDirecto

前半、シュートを放つ伊東純也。スタメン起用で3アシストの輝きを見せた(カメラ・竜田 卓)
前半、シュートを放つ伊東純也。スタメン起用で3アシストの輝きを見せた(カメラ・竜田 卓)

◆カタールW杯アジア2次予選 日本6―0モンゴル(10日・埼玉スタジアム)

 森保ジャパンが2次予選ホーム開幕戦で快勝した。6ゴールの圧勝劇の中、元日本代表MF岩本輝雄さん(47)は右サイドMFでスタメン出場、3アシストの大暴れを見せた伊東純也(26)=ゲンク=を起用した森保一監督(51)の采配を賞賛。6ゴールを生み出した爆発的な攻撃力の“演出家”として、柴崎岳(27)=デポルティボ=の名前を挙げた。(構成・中村 健吾)

 埼玉スタジアムで見ていたが、スタメン発表の時点で森保采配の冴えを感じた。

 引いて真ん中を固めて守ってくることが予想されたモンゴル。サイドが薄くなる中、伊東、永井謙佑(30)=F東京=というスピードのある選手を使ってきた。

 森保監督は徹底的にサイドから攻めていこうと決めていたのだろう。前半4点のうち伊東の3アシストという時点で的中感がズバリ。あそこは、みんな堂安律(21)=PSV=が入ると思っていたのでないかな。

 森保監督にとって、今日のような格下相手の試合でのオプションの一番手が伊東だったのだろう。最大の魅力はスピード。さらにベルギーリーグでプレーしていることで、クロスの精度が柏時代より、さらに良くなった。欧州チャンピオンズリーグでナポリなどと戦っているわけで、モンゴル相手だと余裕を持って試合できたのではないか。彼にとっても、日本代表にとっても海外挑戦がプラスになっていると思う。

 現地でピッチを見ていて、抜群にうまかったのが柴崎。ゲームメイク、ボールのさばき、前にあてるタイミング、後ろからの組み立て、味方のコースをつくる顔を出すタイミング―。彼がいてこそ周りが生きる。

 代表120試合目で10年ぶりのゴールを決めた長友佑都(33)=ガラタサライ=もサイドから何本もクロスを上げていて良かったが、すべては7番(柴崎)を経由している。今日はミスがほぼなく完璧だった。

 柴崎がいるからこそ前が生きる。改めて代表には欠かせない選手だと感じた。気が早い話だが、アジア最終予選では相手国は柴崎を徹底的に潰しにくる。その時はやっかいだなと思う。

 (題名のDirecto・ディレクト=スペイン語で「直接、まっすぐに」の意味)

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