ドジャース前田が同点8回に炎の3者連続三振! PS4戦連続無失点でガッツポーズ&大絶叫に好リリーフ…運命の地区シリーズ第5戦

ドジャース・前田健太(ロイター)
ドジャース・前田健太(ロイター)

◆ナ・リーグ地区シリーズ第5戦 ドジャース―ナショナルズ(9日、ロサンゼルス・ドジャースタジアム)

 ドジャース・前田健太投手(31)が9日(日本時間10日)、本拠地でのナ・リーグ地区シリーズ第5戦のナショナルズ戦に同点の8回無死走者なしから3番手で登板。3者連続三振を奪う好リリーフを見せた。

 思わぬ場面で出番は回ってきた。2点リードで迎えた8回。7回2死一、二塁から登板して三振を奪ったカーショーがマウンドに上がった。だがレンドン、ソトに2球連続ソロを被弾。このイニング開始時からウォーミングアップを開始していたとはいえ、本来は先発でエース格のカーショーが本来の投球をしていれば出番がない可能性もある展開だった。

 完全にナショナルズが流れをつかみ、同点となった場面での登板。先頭のケンドリックかえらスライダーで空振り三振を奪って小さくガッツポーズを作ると、続くジマーマンからもスライダーで空振り三振を奪った。さらにゴームズも外角スライダーで空振り三振。見事な3者連続三振で流れを食い止めると何度もガッツポーズをして吠えながら、ベンチに戻っていった。気合の投球で、今季最速となる95・6マイル(153・9キロ)も計測した。

 2勝2敗で迎えた第5戦。勝てばリーグ優勝シリーズに進出決定、負ければシーズンが終了するという大一番となった。3年連続のワールドシリーズを狙い、ナ・リーグ西地区で106勝を挙げて貯金40で7年連続地区優勝を果たしたドジャースは、ワイルドカードゲームを制して勢いに乗るナショナルズを相手に、早くも正念場を迎えていた。

 運命の第5戦で、ドジャース打線は初回から襲いかかった。先頭のピダーソンが左翼フェンスの間にボールが消えていく“珍二塁打”で出塁すると、続くマンシーが右翼へ3号2ランを放って先取点。リーグ最多勝のナショナルズ先発・ストラスバーグの立ち上がりを捉えた。2回にはヘルナンデスのソロで1点を追加。あっさりと2本塁打で3点のリードを奪った。

 ドジャース先発のビューラーは初回を三者凡退で立ち上がると、2回以降は走者を背負いながらも得点は与えなかった。3回以降は追加点を奪えずにいたが、3―0で5回を終えた。ビューラーが続投した6回に連打を浴びて1点を失うと、前田がブルペンでウォーミングアップをスタート。後続を抑えたため、前田の出番は訪れず、再びベンチに腰掛けた。

 ビューラーは7回途中まで投げて4安打1失点と好投。7回2死一、二塁のピンチとなったところで本来は先発のカーショーが中4日でマウンドに上がり、イートンから空振り三振を奪って切り抜けた。だが、8回にカーショーがレンドン、ソトに連続ソロを被弾。同点に追いつかれて試合は振り出しに戻った。そこで前田がコールされた。

 リーグ終盤から中継ぎに回った前田は、この日の試合前までの4試合中3戦に登板。初戦は2点リードの7回に3番手で登板して2三振を奪う好リリーフを見せて0封リレーに貢献した。序盤からビハインドの展開となった2戦目は登板なし。3戦目は8回途中から登板するとたった5球で2アウトを奪った。4戦目は同点の3回2死満塁でマウンドに上がり、大ピンチを抑えて無失点。3試合で3回3分の2を投げて、失点なしと安定した投球を見せていた。

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