小倉智昭氏、玉川徹氏、古市憲寿氏、加藤浩次、立川志らく…ノーベル賞の吉野彰氏に各局の司会者、コメンテーターが最初に聞いた質問とは…

小倉智昭キャスター
小倉智昭キャスター

 2019年のノーベル化学賞を受賞した旭化成名誉フェローで名城大教授の吉野彰氏(71)は10日朝、午前8時台の民放各局の情報番組に生出演した。

 吉野氏は、千代田区の帝国ホテルから生中継で各局に出演した。まず午前8時にTBS系「グッとラック!」に出演。MCの立川志らくは「先生ちまたでは、みんなが先生の笑顔が素敵だと言っているんですが、それについてはどう思いますか?」と質問した。

 これに吉野氏は「いやいやこれは地のままです。普段もこんな感じですよ」と笑うと志らくは「吉野スマイルという言葉も出来上がっちゃうぐらいの感じですよ、今や」と伝えると「本当ですか」と笑っていた。

 次に午前8時3分過ぎにテレビ朝日「羽鳥慎一モーニングショー」に生出演した。コメンテーターで同局の玉川徹氏は「玉川と申します。先生の後輩なんですけども、ちょっとひとつお伺いしたんですが」とあいさつし「日本の基礎研究の環境が非常に以前と比べて悪くなっていて、ノーベル物理学賞の梶田先生にもお話伺ったら、このままの日本の状況が続くと、これからノーベル賞は出なくなっていくんじゃないかとそういう風な危機感をお持ちだって伺ったんですけど、先生はそういう部分に対する危機感はお持ちですか?」と質問した。

 これに吉野氏は「日本の大学の場合、そういう風な問題が指摘されていると思います。事実私も危惧があります」とうなづき、その上で「予算とかいろいろあるんですけど、基礎研究は基本的に企業でも大学でもそんなにお金がかかる研究じゃないんですよね。そんなに大人数でやるわけでもありませんしね。特に基礎研究は10個に1個あたればいいよという確率なんです。ということは、90パーセントは無駄な研究をしないとそのひとつが出てこないんです。無駄を本当になくすと0になっちゃうんですよね。無駄かもしれんけども、そういう研究は地道にやらないといけないと思います」と答えていた。

 その後、8時11分からフジテレビ系「とくダネ!」に生出演。小倉智昭キャスターは「吉野さんノーベル賞受賞おめでとうございます。朝からいろんなテレビ番組に引っ張り出されてどこの局に答えているのかおわかりになっていないでしょうね」と聞くと「わかりません。わかりません」と笑顔を浮かべた。

 さらに小倉氏はスタジオにコメンテーターで社会学者の古市憲寿氏が出演していたことから「社会学者の古市君もいるんですが、先生この古市君って知ってます?」と尋ねた。これに古市氏は「そんなこと聞かなくていいです。ノーベル賞取った偉い方に」と突っ込むと吉野氏は「お会いしたことあると思います」と笑顔で答えた。続けて古市が「おめでとうございます。先生ノーベル賞受賞ということですけど正直何年ぐらい前からもしかしたら取れるかなと思ったりしたんですか」と尋ねた。

 この質問に吉野氏は「恐らくまな板に乗ったのが2000年ですから約20年前でしょうかね。単にまな板に乗ったみたいだよと言われたのがそのころですね。ですからそっからこの10年ぐらいだと思います」と答えていた。

 次に8時18分過ぎに日本テレビ系「スッキリ」(月~金曜・前8時)に出演。MCの加藤浩次は「加藤と申します。吉野さん、はじめましてよろしくお願いします」とあいさつし「奥様もおっしゃってましたけども、やっとかという話が奥様の口から聞こえました。吉野さんもやっぱりやっとという印象ですか?」と質問した。

 これに吉野氏は「やっともあるんですけど、まさかもありますよね「私大学の研究者じゃありませんので産業界の研究者はなかなかそういう機会は非常に少ないと思いますので、そういった意味ではまさかのところもありますよね」と答えた。

 吉野氏はスマートフォンなどに広く使われるリチウムイオン電池を開発し、現在の情報化社会を支える成果として高く評価された。日本人のノーベル賞受賞は2年連続27人目。

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