【巨人】山口、阿部の「思い切って勝負しろ」で復活 8回途中1失点でCS最終S連敗6で止めた

4回1死、近本の打球に倒れこみながらグラブを出す山口(カメラ・泉 貫太)
4回1死、近本の打球に倒れこみながらグラブを出す山口(カメラ・泉 貫太)
山口(左)は丸といっしょに「マルポーズ」
山口(左)は丸といっしょに「マルポーズ」

◆2019 セノン クライマックスシリーズ・セ 最終ステージ第1戦 巨人5―2阪神(9日・東京ドーム)

 総立ちのスタンドから送られる拍手が、山口の仕事ぶりを物語っていた。

 「初回から飛ばしていく。それだけでした。CSだからどうこうというのは、意外となかった。序盤であれだけ点を取ってもらったので、無様な投球はできないと思って投げていました」

 3回まで毎回2三振ずつ奪い、4回2死までパーフェクト投球。7回1/3を4安打1失点、7奪三振でねじ伏せた。エース菅野を欠くことになった緊急事態の中、初戦の大役を全う。126球の熱投で、15年のヤクルト戦から続いていたチームのCS最終Sの連敗を6で止めた。

 ピンチを救ってくれたのは、百戦錬磨の大ベテランだった。4回2死から福留に初安打を許し、そこから2四球や暴投が絡んで1失点。内野陣がマウンドに集まると、阿部から「点差があるし、思い切って勝負していけ」と尻をたたかれた。FAで巨人に加入後、背番号10にはグラウンド内外で配球やマウンドでの心構えについて助言をもらってきたが、この大一番でもその一言で冷静さを取り戻せた。

 日本シリーズ進出まであと2勝だ。原監督からは「非常に粘り強く、慎重に投げて、ナイスピッチングだったと思います」とたたえられた。山口も「いい形で初戦を取れたのはよかった」と安堵(あんど)しつつ、すぐに「(8回を)投げきれなかったのは、のちのちリリーフ陣に負担をかけてしまう。シーズン中も多かったので、克服していかないといけない」と先を見据えた。最終Sがもつれた場合、中4日で第6戦に回るプランも浮上。頂点に上り詰めるまでフル稼働する。

映像提供:GIANTS LIVE STREAM
試合詳細
4回1死、近本の打球に倒れこみながらグラブを出す山口(カメラ・泉 貫太)
山口(左)は丸といっしょに「マルポーズ」
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