5月に引退した上原氏がトークショー 巨人の日本シリーズ進出「確信!」 大船渡・佐々木は「163キロ?すげーな!」

都内でトークショーを行った上原氏
都内でトークショーを行った上原氏

 5月に現役引退した上原浩治氏(44)が9日、都内でトークショーを行った。引退に至るまでの経緯などをまとめた新刊「OVER 結果と向き合う勇気」の発売記念で開かれた。この日、始まったクライマックスシリーズ(CS)のファイナルステージに臨んだ巨人への期待や大船渡の163キロ右腕・佐々木朗希投手、3月に引退したイチロー選手との対戦など。詰めかけた100人のファンに約1時間語った。

 「自由人・上原です」。引退後の近況を自虐気味に紹介し、序盤から来場者を笑わせた。自身の引退についてつづった著作について「すぐ読めると思います」とPR。「この一冊で僕の野球人生は収まりきらないので、何年後かに分厚い本を出す」と、いきなりの『続編出版』宣言に会場はさらに盛り上がった。

 トークショーの約30分前に始まった巨人の試合を、自身の経験を交えて解説。「『逆シリーズ男』を味方に作らないこと。周りが助けたり、声をかけてあげることが大事」と説明した。レンジャーズ(2011年)ではポストシーズンで3試合連続本塁打を浴び、レッドソックス(12年)ではワールドシリーズで日本人初の胴上げ投手に。「良いことも悪いことも知っている。(巨人の日本シリーズ進出は)じっくり戦えば大丈夫。日本シリーズに行く確信を持っている」と愛着のあるチームの快進撃を力強く約束した。

 ドラフト会議で注目される163キロ右腕・佐々木朗希投手については「163キロ?すげーな!どこの球団に行くのか、どこまで伸びるか楽しみ」と興味津々だった。それでも「プロに入ってどうかは、やってみないとわからない。速い球だからと通用するとは限らない」と大先輩としての慎重な意見も忘れなかった。

 自身の野球人生に話が及ぶと、「けがとの付き合い」と苦闘の日々を振り返った。「けがさえなければという思い。一流になりきれなかった」と悔しさをにじませた。

 司会者から「一流の選手は?」と振られると真っ先に「イチローさんは、とんでもない人」と同じ年に引退し、第1回WBC(06年)でも共に日の丸を背負った先輩へ敬意を表し、日本でのオールスターでの対戦も振り返った。

 ルーキーイヤーの1999年第1戦(西武D)。イチロー(オリックス)との対戦では捕手のサインに首を振ってバックスクリーンに本塁打を運ばれた。「あれで捕手のサインに首を振らないようになりました」と最後まで、らしさ全開のトークで会場はにぎわった。

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