【巨人】原監督、菅野で日本S…1軍合流エースと面談、第3戦復帰へ

最終ステージ開幕を前に、東京ドームでの練習で笑顔を見せる原監督(カメラ・矢口 亨)
最終ステージ開幕を前に、東京ドームでの練習で笑顔を見せる原監督(カメラ・矢口 亨)
1軍に合流しキャッチボールで調整する菅野
1軍に合流しキャッチボールで調整する菅野
CS実施後の巨人ポストシーズン全成績
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巨人・阪神戦の予想オーダー
巨人・阪神戦の予想オーダー

◆2019 セノン クライマックスシリーズ・セ 最終ステージ第1戦 巨人―阪神(9日・東京ドーム)

 両リーグのクライマックスシリーズ(CS)最終ステージ(S)が9日、開幕。今季、5年ぶりのリーグ優勝を達成した巨人は、阪神を東京Dに迎え撃つ。原辰徳監督(61)は、腰痛の影響でこの日チームに合流した菅野智之投手(29)との面談で本人の意思を確認し、11日の第3戦での先発にゴーサイン。東京Dでの前日練習では首脳陣、選手全員が「阿部Tシャツ」を着用。坂本勇人内野手(30)は阿部と共に日本一まで戦い抜くことを誓った。

 血湧き肉躍るとはまさにこのことか。原監督は翌日に控えた決戦へ、腕をぶした。「少しゲームから遠ざかっている分、選手たちもうずうずしている。いい形で明日を迎えられると思う」。9月28日にレギュラーシーズンを終えてからこの日までの10日間。満足な調整ができたことで、指揮官の顔にも笑みが広がった。

 待ちに待った最後のピースが、大一番に間に合った。菅野がこの日、1軍に合流した。腰痛のため9月16日に登録抹消となってから、ファームで懸命に調整してきたエース。原監督はこの日、直接対話を持ち、目を見た上で、CSでの復帰を決断した。「状態は良かったから(ここに)来ていると思います。そういう判断をしてくれて大丈夫です」と指揮官は説明した。9日にもブルペンで投球練習する予定で、11日の3戦目先発に向けて態勢を整えていくことになる。くしくもその日は30歳の誕生日。20代最後の1年はやや苦しんだが、新生を印象づけるにはこの上ない日でもある。

 これまで首脳陣は、菅野のCSでの復帰に対し、慎重に見極める方針を貫いてきた。本人の将来も考えれば、無理はさせられないのでは―。エース不在での戦いも覚悟していた中で、最後の判断材料は、菅野本人の意思だった。宮本投手総合コーチは「本人が『投げられます』と言ったので。智之が帰ってきただけで、他の投手も安心する。僕はブレーキを踏みたい気持ちも正直ある。でも本人が行くと言うなら、意思を尊重したい」と胸中を明かした。菅野も「何とかチームのために。あまりシーズン中は力になれなかったので、こういう時にしっかり仕事ができるように。そういう取り組みはしてきたつもりなので、しっかり準備してマウンドに上がりたいと思います」と決意を語った。

 これで駒はそろった。指揮官は決戦でも不動心を貫く。指揮官の言葉からひもとかれる突破のキーは「普段通りの野球」となる。最終Sは最大で6連戦。「短期決戦と言われるけれども結構、長丁場だから。あまり(1勝に)一喜一憂せずに、1戦の中で1イニング、あるいは1アウトを積み重ねていきたい」とレギュラーシーズン同様に先を見ず、目の前の試合に勝つことだけを念頭に置いていく。

 明日なき戦いは、大きな飛躍につながるだろう。5年ぶりリーグVを成し遂げたが、経験という面ではこれからという選手も多い。「勝負の世界にどっぷり漬かる戦いに挑める。それを幸せと感じて、明日から思い切って戦っていきたい」。伝統の一戦を制し、令和元年の日本王者への挑戦権をつかむ。(西村 茂展)

 ◆菅野離脱中の経過

 ▼9月15日 阪神戦(東京D)で復帰登板も4回4失点で降板。翌日に腰痛のため登録抹消

 ▼同25日 キャッチボール再開

 ▼10月1日 ブルペンで捕手を座らせ22球

 ▼同4日 室内練習場でシート打撃登板し64球

 ▼同8日 1軍に合流。短距離ダッシュや遠投などを消化

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