大洗沖で0・9キロマダイ、宮嶋さんが初優勝…報知フィッシングフェスタ

0.9キロのマダイを釣って優勝した宮嶋さん(昭栄丸で)
0.9キロのマダイを釣って優勝した宮嶋さん(昭栄丸で)
マダイ大会参加者。全員にキリン一番搾りが配られた
マダイ大会参加者。全員にキリン一番搾りが配られた

 報知フィッシングフェスタのマダイ釣り大会が9月29日、茨城・大洗港の報知指定・昭栄丸で開催された。今大会は同23日に予定されていたが、台風17号の影響で延期になっていた。20人が参加、大型1尾の重量で争われた。シケ後の荒食いを期待したが、魚の活性が低い中、さいたま市の宮嶋信一さん(45)が、0・9キロを釣り上げて初優勝した。

 午前4時30分、参加者20人を乗せた昭栄丸はベタ凪(なぎ)の海へこぎ出した。狙うは大洗沖から大竹沖のポイントだ。小野瀬茂船長(56)は、水深30メートルで実績のある根の上に反応を見つけると「どうぞ、始めてください」と競技開始を宣言した。開始直後は“ゴールデンタイム”。すぐに船内のあちらこちらで「食ったよ」との声が聞こえた。マダイをはじめハナダイ、マハタなどが取り込まれていく。

 朝の荒食いではいろいろな魚が釣れたものの、大型のマダイはまだ食わなかった。宮嶋さんは食いが落ち着くと、ここでテンヤを8号から6号に変更した。「まずは8号のテンヤで潮の流れや底立ちを確認しながら釣りましたが、魚の食いが渋いので6号の軽いテンヤに変えます。ゆっくりと餌を動かしたいんです」と話す。

 この作戦が的中した。底を取り、竿を大きく振り上げ、リフト&フォールを続けると、テンヤが落ちていく途中でアタリがあった。即合わせで魚を掛けると、竿の胴に乗る重みが伝わってきた。タモ網に収まったのは、0・9キロのマダイだった。結局、この魚が宮嶋さんを初の栄冠に導いた。「マダイに長く餌を見せることで食わせることができました。最初に上げたマダイが優勝魚になりましたよ」と笑顔を見せた。

 今大会では大ダイこそでなかったが、大洗沖のマダイは好調が続いている。昭栄丸では、9月21日に5・3キロを筆頭に1~6尾、10月3日はトップが12尾を記録している。他の日も1キロオーバーが数交じって好釣果を出している。小野瀬船長は「今回はシケ後で水温や潮が変わり、マダイの食いが落ちてしまいました。しかし、マダイの反応はあります。秋は数釣りが狙えるシーズンなので、魚が落ち着けば荒食いも期待できますよ」と見ている。(田中 清)

 ◆良型ヒラメも

 一つテンヤのマダイ釣りでは、交じりものも多彩だ。宇都宮市の熊本エドアルドさん(40)が釣っていると、テンヤが着底と同時に根掛かりしたかの様に動かなくなってしまった。なんとか外して巻き上げを開始すると、生体反応が伝わってきた。水面に現れたのは、3キロ級の良型ヒラメだった。熊本さんは「やったねという感じで、うれしかったです」と思わぬゲストに喜んでいた。このほか船内では、1キロオーバーのマハタや30センチ級のカサゴ、ハナダイなどが多数上がり、足もとのタライは満杯になった。

 ◆めも マダイ釣りの近況、乗合船は大洗港昭栄丸(TEL029・267・5396)。乗合船は午前4時30分出船。料金はエビ餌、氷つきで1万1000円。

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