近大が2季ぶり優勝に前進 竹村がドラフト候補の立命大・坂本から決勝打

スポーツ報知
6回を1失点に抑えた近大の村西良太

◆関西学生野球秋季リーグ戦 ▽第6節 近大2―1立命大(8日・ほっともっとフィールド神戸)

 近大が逆転勝ちで2勝1敗の勝ち点4とした。次節の関大戦(12、13日・ほっと神戸)で勝ち点を挙げれば、2季ぶりの優勝が決まる。

 0―1の8回、代打・蔵野真隆(2年)の左前適時打で追いつき、なおも2死満塁で、竹村陸右翼手(4年)の左前適時打で勝ち越した。6日の1戦目にドラフト候補で最速148キロ左腕の立命大・坂本裕哉(4年)に完封を許した。この試合も7回まで2安打に抑えられていたが、8回に4安打を集中して逆転した。「みんながつないでくれたので『ここしかない』と集中した。チームの雰囲気はいいので、関大戦でも勝ち点を取って優勝したい」と、竹村はナインの思いを代弁した。

 ドラフト候補で最速152キロ右腕の村西良太(4年)は初回に自身の失策で先取点を許したが、6回を3安打1失点で試合をつくった。坂本と先発で投げ合ったのは4度目。「試合には勝ったけど、坂本に勝ったという気はない。(先発での投げ合いは)3戦して3戦とも負けているので、勝ちたいというのはあった」と、チームの勝利を喜んだ。

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