【楽天】平石監督、進退言及せずも「悔しさを今後につなげていってほしい」

敗退が決まった平石監督は、スタンドのファンに帽子を取ってあいさつ(カメラ・保井 秀則)
敗退が決まった平石監督は、スタンドのファンに帽子を取ってあいさつ(カメラ・保井 秀則)

◆2019 パーソル クライマックスシリーズ・パ ファーストステージ第3戦 ソフトバンク2―1楽天(7日・福岡ヤフオクドーム)

 張り詰めていた緊張の糸が、ついに切れた。1点を追う最終回の攻撃が終わると、平石監督はベンチに腰を下ろした。目にはうっすらと涙。CS第1Sは、敵地に乗り込んで先勝しながらも連敗して終わった。「本当に悔しい。選手、スタッフが頑張ってくれたのに、勝ちに導くことができなくて本当に申し訳ないです」。39歳の青年指揮官は、力なく頭を下げた。

 最下位からの巻き返しを誓った今季は、昨年途中の監督代行から監督に昇格。3月に右肘クリーニング手術を受けた則本昂に続き、開幕戦では岸が左太もも裏痛で離脱。「これはとんでもないことになったと思った」と振り返るほどの苦境に陥りながら、6月中旬には貯金10で首位に立つなど大健闘を見せた。

 春季キャンプ前日に行われた1、2軍合同の全体ミーティング。指揮官は「最後の最後まで戦う集団になっていこう」と呼びかけた。シーズンを戦い抜き、若手とベテランが融合。最後の最後までソフトバンクを追い詰め「ひと回りもふた回りも成長した姿が見られた」と目を細めた。

 だが、1年契約が切れる指揮官は今季限りでの退任が濃厚で、次期監督候補に三木2軍監督の名前も挙がっている。自身の進退については言及しなかったが「監督としてはいい経験になったかもしれないが、その分だけ責任を持っている。上にいけなかった悔しさの方が大きい。この悔しさを今後につなげていってほしい」。来季のリベンジをナインに託すかのような言葉を口にした。(片岡 泰彦)

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