札幌日大・明田が高校初完封&3安打3打点 “明田劇場”で18年ぶりVへ好発進

高校初の完封勝利を挙げた札幌日大・明田
高校初の完封勝利を挙げた札幌日大・明田

◆第72回秋季北海道高校野球大会 ▽2回戦 函館工0―4札幌日大(7日・札幌麻生)

 2001年秋以来、18年ぶりの優勝を目指す札幌日大が、函館工を4―0で下して好発進を飾った。先発右腕・明田圭喬(あけた・けいすけ、2年)が4安打完封すれば、打っては3回に先制の左前適時打を含む3安打3打点と活躍。まさに“明田劇場”の活躍にも、「自分の中では制球ができず、周りに助けられた。みんなが守ってくれたおかげです」と謙遜した。

 新球が生きた。今秋の札幌地区予選後、チームメート相手に登板したシート打撃で打ち込まれた。「スライダーだけなら打たれる」と、森本卓朗監督(38)に助言を受けて習得したのがシュート系のツーシーム。投手コーチから学んだ握りを参考にわずか1日でものにし「低めに決まれば空振りが取れた」。この日も5回以降に新球を織り交ぜて1、7、9回以外毎回の走者を許すも得点は許さなかった。

 高校1年夏に右肘靭帯断裂し、4ヶ月間、投球練習をすることはできなかった。野球人生初の大ケガに一時は「どん底だった。投手も辞めようかと思った」。それでも、チームメートから「お前がいないと勝てない」と、言われて地道なリハビリを乗り越えてきた。高校初の9回完封勝利に「やっぱり、投げられるとうれしい」と笑みがこぼれた。

 地区3回戦の札幌清田戦から、通算3試合で計23イニング無失点が続く。「無失点は意識するし、次もホームは踏ませない」と明田。02年センバツ出場以降遠ざかる聖地へ、“明田劇場”の幕があけた。

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