【ソフトバンク】福田の“神弾”で逆王手 スタメン抜てき決勝ソロ「今年、一番の当たり」

4回無死、福田が右越え本塁打を放つ
4回無死、福田が右越え本塁打を放つ
3回2死二塁、デスパイネ(手前左)が左越え2ランを放ち、ベンチ前で二塁走者・柳田とポーズを決める(カメラ・馬場 秀則)
3回2死二塁、デスパイネ(手前左)が左越え2ランを放ち、ベンチ前で二塁走者・柳田とポーズを決める(カメラ・馬場 秀則)
パ・リーグPS日程
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◆2019 パーソル クライマックスシリーズ・パ ファーストステージ第2戦 ソフトバンク6―4楽天(6日・福岡ヤフオクドーム)

 パ・リーグのCS第1ステージ第2戦は、レギュラーシーズン2位のソフトバンクが同3位の楽天を下し1勝1敗。工藤監督は初戦から大幅に打順を入れ替え、スタメンの福田が決勝ソロを放った。7日に第3戦が行われる。

 期待に応える放物線を描いた。2点リードを追いつかれた直後の4回。先頭の福田が美馬のフォークを捉えた。タカ党が陣取る右翼スタンド中段に着弾する特大弾。「今年、一番の当たり。甘く入ってきた球を、しっかり仕留められた」と、悪い流れを切り裂く決勝アーチに笑顔がはじけた。

 工藤監督の決断が当たった。初戦を落とし「悔いは残したくなかった」と打線を大幅にてこ入れした。今季全試合に先発出場した松田宣だが、美馬には18打数2安打(打率1割1分1厘)と相性が悪かった。「松田君に『今日は(ベンチスタートで)我慢してくれ』と。『分かりました』と言ってくれた」と説明。代わりに外野で起用してきたグラシアルを今季初めて三塁に回した。そして、1つ空いた外野に福田を抜てき。初戦と打順が同じだったのは、7番・内川と9番・甲斐の2人だけだった。

 柳田、デスパイネ、福田で計3発を放ち、今季3勝1敗、防御率1・97とカモにされていた美馬を4回KO。勢いづいた打線は、プレーオフ、CS史上初となる毎回の12安打で6点を奪った。立役者の福田はシーズン中に国内FA権を取得。年俸3600万円のCランクで、他球団からも動向を注目される中、改めて存在感を示した。後藤球団社長も「来年も必要な選手。今日もちゃんとアピールしていたね」と、すかさず残留に“ラブコール”だ。

 振り返れば2年連続日本一に輝いた昨季も、西武とのCS最終Sで不振の松田宣をスタメンから外し、そこから快進撃が始まった。「明日は明日のベストで試合に臨みたい」と指揮官は再びオーダー変更を示唆。天国と地獄を分ける第3戦。心を鬼にして、戦い抜く覚悟だ。(戸田 和彦)

試合詳細
4回無死、福田が右越え本塁打を放つ
3回2死二塁、デスパイネ(手前左)が左越え2ランを放ち、ベンチ前で二塁走者・柳田とポーズを決める(カメラ・馬場 秀則)
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