【楽天】美馬が4回5失点と誤算で2連勝ならず…勝負の3戦目は岸が先発、浅村は2戦3発6打点と絶好調

スポーツ報知
4回無死、福田(左)に勝ち越しソロを打たれた美馬

◆2019 パーソル クライマックスシリーズ・パ ファーストステージ第2戦 ソフトバンク6―4楽天(6日・福岡ヤフオクドーム)

 初戦を制して第1S突破に王手をかけていた楽天が、ソフトバンクに敗れて1勝1敗のタイとなり、最終S進出は3戦目にお預けとなった。

 前日の第1戦は浅村2発、オコエ、茂木と計4本塁打を放って千賀を攻略。投げても先発の則本昂が6回3失点の粘投で試合を作ると、7回からは宋家豪、森原、松井と1イニングずつの無失点リレーでつないで逆転勝ちした。

 一気に突破を決めたい楽天は、前日のスタメンからオコエ、渡辺佳、足立を外して藤田、辰己、堀内を起用した。一方でソフトバンクはレギュラーシーズンで全143試合に先発した不調の松田宣を外して打順を大きく組み替え、牧原、福田をスタメンで送り出した。

 楽天は今季8勝の美馬、ソフトバンクは今季3登板のみのバンデンハークが先発。序盤は、両軍が点を取り合う展開となった。先攻の楽天は初回に先頭の島内が内野安打で出塁すると、四球なども絡んで1死一、三塁のチャンスを迎えると、ブラッシュの三ゴロの間に1点を先取。だが、直後に美馬が柳田に同点ソロを浴びた。

 3回には浅村が2試合連続弾となるソロを放って一時は勝ち越し。「うまく打つことができました。打てて良かったです」と淡々と振り返った。援護をもらった美馬だったが、直後の3回裏に柳田の適時二塁打とデスパイネの2ランで逆転を許した。4回に浅村の2点適時打で同点に追いつくも4回裏に福田にソロを被弾。高梨、青山がマウンドに上がった5回にはデスパイネに適時打を浴びて、4―6とリードを2点に広げられた。

 先発の美馬は4回5失点と誤算だった。レギュラーシーズンではチームで唯一、規定投球回に到達するなど先発ローテを守った右腕だったが「調子は悪くなかったです。少し考え過ぎて、守りに入ってしまいました。申し訳ないです」と悔しさをにじませた。

 5回以降、継投策に入ったソフトバンク救援陣の前に、楽天打線は沈黙。6回にはCS2戦目、15イニング目にして初めて3者凡退に倒れた。5、6回は石川の前に無安打。7回は甲斐野、8回はモイネロに3人で完璧に抑えられて、反撃のきっかけをつかめなかった。6回以降は勝ちパターンのブセニッツ、宋家豪、森原を投入して無失点でリレーしたが、9回は守護神・森を崩せずに万事休すとなった。

 勝負の行方は、3戦目に持ち越し。勝ったチームが最終Sに進出する。先発予定の岸は大一番へ、「いつも通り、ベストを尽くします」と、短い言葉に力を込めていた。2試合で3本塁打、6打点と好調を維持する浅村にも注目だ。

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