貴景勝、場所後の稽古を再開 負傷の左胸に大きなアザも九州場所出場に前向き「出られるようにやっていく」

秋場所後の稽古を再開させた貴景勝
秋場所後の稽古を再開させた貴景勝

 大相撲の秋場所で12勝を挙げ、大関復活を決めた貴景勝(23)=千賀ノ浦=が1日、九州場所(11月10日初日・福岡国際センター)に向けた稽古を再開させた。秋場所千秋楽の優勝決定戦で肉離れを起こした左胸には大きな青あざが見られたが、四股やスクワットなどの基礎運動で約1時間半、汗を流した。

 秋場所千秋楽(22日)の優勝決定戦で負傷した左の大胸筋。左脇したから右胸にかけてあざが広がっていたが、本人は「治療に専念して、少しはよくなっている。色が悪いけど、(負傷後は)もっとひどかった」と話した。立ち合いで御嶽海の突き上げようとした際に負傷。負傷後2日目が最も腫れたといい、安静にしながら患部を冷やしたり超音波治療などを行ったという。

 5月の夏場所で右膝を負傷し、その影響で大関から一度陥落。しかし懸命なリハビリとトレーニングを経て、秋場所で大関に返り咲いた。その場所の最後の最後で再び負傷するまさかの事態。「残念としかいいようがない。気の緩みもない中でのケガだった」と振り返った。それでも「自分に原因がある。ケガも含めて自分の実力。御嶽海関には優勝する素質があった。もっと強くならないといけない」と、受け止めた。

 今後の回復次第では秋巡業にも途中合流する予定で、九州場所の出場についても「出られるなら出る。出られないなら出ない。出られるようにやっていくことが大事」と話した。「十分安静にしたし、やれることはやらないと。自分は突き押しが武器。早く治して、押す力を高めていかないといけない。気持ちも切り替えられてる」と、前を向いた。

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