【東京六大学】明大・森下、最速タイ155キロも黒星「まだまだ冷静になれてなかった」

9回途中4失点で負け投手となった明大・森下
9回途中4失点で負け投手となった明大・森下

◆東京六大学野球第3週第3日 早大4―1明大(30日・神宮)

 早大が、明大の今秋ドラフト1位候補・森下暢仁投手(4年)を攻略し、初戦黒星からの2連勝で勝ち点を挙げた。同点の9回、2死満塁から小藤翼捕手(4年)が、左中間へ走者一掃の二塁打を放ち勝負を決めた。中1日で133球を投げた森下は、自己最速に並ぶ155キロをマークするなど力の入った投球を見せたが、9回途中4失点(自責0)で今春開幕戦以来の黒星を喫した。

 最大限に力を入れて投げた森下の133球目は、バットを合わされショートの頭上を破られた。同点の9回2死満塁。149キロの高め直球を早大・小藤に左中間二塁打され、勝負は決した。森下は「抜いた球でいけばなんてことはなかった。力でいってしまった。まだまだ冷静になれてなかった」。126球完封から中1日で133球、8回2/3を投げ7安打4失点。自責ゼロも悔しさが残った。

 何とかしたい思いだった。直前に三塁・北本一樹(4年)が失策。チェンジのはずがピンチが広がった。「誰がミスをしてもカバーしないといけないのがピッチャー。北本だったんで…。あそこで三振を取っていれば、その裏にウチがという流れ。まだ力が足らないところ」。主将と副将として共にチームの先頭に立ってきた北本の失策。力が入りすぎた結果に、天を仰いだ。

 ネット裏の評価は変わらない。楽天・福田プロアマスカウトアドバイザーは「制球力、キレ、スピードの3要素を全て持っている。コンディションさえ整えば、2ケタ勝てる」と高評価。2回には自己最速タイの155キロをマークしたが、その球を左犠飛され先制を許した。「スピードだけじゃないということ」と自戒を込めた森下。悔しい敗戦を糧に、成長を続けていく。(山口 泰史)

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