宝塚花組・明日海りおが本拠地にお別れ「宝塚大劇場さん! サヨナラ!」

退団セレモニーで手を振る花組トップスター・明日海りお
退団セレモニーで手を振る花組トップスター・明日海りお

 11月24日付で宝塚歌劇を退団する花組トップスター・明日海(あすみ)りおが30日、本拠地の兵庫・宝塚大劇場でサヨナラ作「A Fairy Tale ―青い薔薇(ばら)の精―」「シャルム!」の千秋楽を迎えた。

 サヨナラショーでは2014年の大劇場トップお披露目作「エリザベート」の「愛と死の輪舞(ロンド)」のソロのほか、「ポーの一族」(18年)の楽曲で、次期トップの柚香光(ゆずか・れい)とデュエット。トップ娘役の華優希とはダンスで共演した。

 退団セレモニーは生徒の正装である黒の紋付と緑のはかまを着用するのが定番だが、「男役にこだわって、愛を持って生きてきた。男役の正装でお客様にごあいさつしたい」と黒えん尾服を選択して大階段を降りた。花束は89期生の同期で雪組トップスターの望海風斗(のぞみ・ふうと)から渡され、「生まれ変わっても、また一緒にやろうね」と声をかけられたという。

 あいさつでは、中学3年生で宝塚に出会い「衝撃で一週間、ご飯がのどを通らなかった」「両親に受験を反対され、3日ほど部屋にこもって泣きわめき、熱が出た」というエピソードを語り、「タカラジェンヌになれただけでもスーパーハイパーギガメガ…とんでもなく幸せなのですが、花組のみんなに『この人についていきたい』と言われる人間になろうと、もがいて来れたことが一番の幸せでした」と優しい表情で語った。涙は見せなかった。

 宝塚大劇場は初めて宝塚を観劇した思い出の地。愛し続けた本拠地に向けて「宝塚大劇場さん! ここで過ごしたこと、時間、そのすべてを一生忘れません。サヨナラ! 17年間本当にありがとうございました!」と別れを告げた。

 東京宝塚劇場では10月18日~11月24日に上演。その千秋楽は緑のはかまで大階段を降りるという。

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