【巨人】小林“球団最長”4年連続盗塁阻止率1位…阿部に恩返しの森昌彦超え

17年1月20日付本紙1面
17年1月20日付本紙1面

 11月に行われる野球国際大会「プレミア12」に臨む侍ジャパンが、巨人・小林誠司捕手(30)を招集する方向で調整していることが29日、分かった。17年ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で日本代表の正捕手として活躍した実績と経験は十分。今季、チームの5年ぶりリーグ優勝に貢献した点も高く評価されているという。強肩と強気のリードが再び世界の大舞台で見られそうだ。

 小林が盗塁阻止率リーグトップ、12球団唯一の4割台となる4割1分9厘でレギュラーシーズンの全日程を終えた。2位の阪神・梅野は現在3割5分2厘で残り1試合。最終戦の中日戦で9度走られて9度全てアウトにしない限り逆転不可能という状況になった。小林が1位なら4年連続リーグトップ。巨人では盗塁阻止率が明らかになっている54年以降、森昌彦の3年連続を抜いて最長になる。

 今季は捕手として91試合に出場。炭谷、大城との併用の中で捕手最多の68試合に先発した。相手の企図数(失敗と成功の合計)は31で刺したのは13度。梅野の被企図数が71ということからも、いかに相手が小林の強肩を警戒してスタートを切らないか、が分かる。

 昨年の阻止率は3割4分1厘。相川バッテリーコーチは「今年初めてトライしたことが、走られた時にショートバウンドの変化球でも、止めにいかないで捕って刺しにいくという練習をしてきた。難しいけど、実際にそれで2個くらいアウトにしてくれた」とさらなる進化を明かした。日頃のキャッチボールを丁寧にすることで「送球の正確性も上がっている」という。

 17年にグアムで合同自主トレした阿部から、送球の金言をもらった。当時のスポーツ報知1面で「阿部先生 小林くん合格 森昌彦になれる」と見出しになった。大先輩の言葉も胸に森さんの記録を超え、球団史に名を刻む。(巨人担当サブキャップ・片岡 優帆)

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