【中日】松坂が球団代表と会談 来季の去就について結論は出ず

松坂大輔
松坂大輔

 中日・松坂大輔投手(39)が27日、ナゴヤ球場で加藤宏幸球団代表(60)と会談を行ったが、来季の去就について最終結論には至らなかった。約50分の話し合いを終えた加藤代表は「お互いの現在の状況、気持ちを素直に両方がぶつけあった。(結論は)まだ出てないね。なるべく早くしなきゃいけない」と複雑な表情を浮かべた。

 松坂は今季、2月のキャンプ中にファンとの接触し、右肩を負傷。調整が遅れた影響もあり、2試合の1軍登板で0勝1敗、防御率16・88に終わった。今月1日にも加藤球団代表と会談し、来季の現役続行を希望したが、球団側は白紙を強調。この日は再び、加藤球団代表がコンタクトを取り、膝をつき合わせたが、合意に至らなかった。

 加藤球団代表は「中身について皆さんに話せることはない」と報道陣に詳細を伏せたが、松坂本人は現役続行への情熱を燃やし続けているという。双方の言い分のどこが食い違っているのか。日米通算170勝を誇る平成の怪物の行方はもう少し時間がかかりそうだ。

 ◇松坂の去就を巡る経過

 ▼7月27日 DeNA戦(ナゴヤD)に先発。自己最短の1/3を8安打、8失点でKO。2軍落ちが決まり「しっかり走ってきます」。

 ▼8月6日 ウエスタン・オリックス戦(オセアン)に先発。横浜高の野球部長だった小倉清一郎氏も見守る中、5回3失点。

 ▼同14日 ウエスタン・ソフトバンク戦(タマ筑後)で5回2失点。その後は右肘痛を訴え、登板から遠ざかる。

 ▼同21日 名古屋市内の病院で精密検査を受診。

 ▼同29日 加藤球団代表が遠征先の甲子園で取材に応じ、松坂と来季去就について会談する方針を示す。「彼の意思を確認した方がいい。それと球団が契約するのはまた別の話」と説明。

 ▼9月1日 松坂と加藤球団代表がナゴヤ球場で会談。「現役を続けたい」と主張。

 ▼同3日 ナゴヤ球場で約40メートルのキャッチボールで調整。9月中の復帰について「もちろん、そのようにやっている」と意欲。

 ▼同16日 ナゴヤ球場で2日ぶりのキャッチボール。右肘の状態について「そんなに変わらないです」と説明。

 ▼同17日 白井オーナーが愛知県内で取材に応じ「世論で決めるわけじゃない。球団の都合で決める」と冷静に判断を下すことを明言。

 ▼同25日 2軍の最後の遠征(由宇)に帯同せず、復帰登板のメドが立たず、シーズン終了が決定。去就に関して「何もないです。(決着は)早いに越したことはない」と言葉をつないだ。

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