【ロッテ】井口監督、若手5投手「ドライブラインベースボール」に送り込む

スポーツ報知
井口資仁監督

 ロッテ・井口資仁監督(44)が米シアトルのトレーニング施設「ドライブラインベースボール」に若手5投手を送り込むことが26日、分かった。今季7勝の二木、8勝の種市、3勝を挙げたドラフト3位・小島、1勝の同5位・中村稔と、2軍で最多49試合に登板した成田が派遣される。

 同施設は08、09年と2年連続サイ・ヤング賞を受賞したリンスカム(元ジャイアンツなど)も利用。トレーナーなどさまざまな分野のスタッフが常駐している。投球フォームの解析に加えて、重さ約100グラム~約2キロのボールを全力で投げて肩回りの強化を図るトレーニングなどがある。昨年オフに足を運んだ西野は「行ってよかったですよ。真っすぐに力が戻ってきた」と、今季はプロ初完封を飾った。

 今季は2ケタ勝利ゼロに終わったが、指揮官は「若い投手が頑張ってくれた。いい経験ができたと思うので、来年に期待が持てる」と種市らの台頭を収穫としている。勝負の政権3年目へ、エース候補たちを鍛えて“投手王国”の礎を築く。(長井 毅)

野球

個人向け写真販売 ボーイズリーグ写真 法人向け紙面・写真使用申請 報知新聞150周年
×