【楽天】由規の復活劇に平石監督も驚き「改めて存在の大きさを感じましたね」…481日ぶり登板で1回無安打2K&150キロ

9回に登板して無安打の由規
9回に登板して無安打の由規

◆楽天7―1西武(26日、楽天生命パーク)

 楽天・由規投手(29)が、レギュラーシーズン最終戦で、6点リードの9回に4番手で登板。ヤクルト時代の昨年6月2日楽天戦(楽天生命)以来481日ぶりの1軍登板で、最速150キロを計測するなど1イニングを無安打無失点で抑え、2三振を奪った。

 「とにかく思い切って腕振ってこい。楽しんでこい!」。そう声をかけて、マウンドに送り出した平石監督も驚きの連続だった。仙台育英高まで生まれ育った地元での登板。マウンドに上がって名前がコールされただけで、大きな歓声が巻き起こった。指揮官も「想像以上と言いますか、プロに入る前の高校の時から由規の場合は注目されて、こうやって地元のスターで。本当に僕の周りの知らない人でも由規のことをずっと応援しているという声をよく聞いていたので、きょう改めて存在の大きさを感じましたね」と感慨深そうにマウンドを見つめた。

 右肩の痛みからのリハビリを経て、7月に育成から支配下登録をもぎ取った29歳。今季の最終戦、最終回のマウンドを13球で、しかも三者凡退で抑えた。2010年には12勝を挙げた右腕。平石監督も「ボール自体はやっぱり、バランスがハマった時、指にかかった時は、ちょっと人にないものを2軍の試合でも出していた。実際に1イニングですけど生で見て、やっぱさすがだな、いいボールだなとは思いましたね」と感心しきりだった。

 今年12月5日に30歳を迎えるが、もうひと花咲かせる可能性を感じさせたマウンドになった。試合前に「アイツの生き様を見たい」と心待ちにしていた平石監督は「ここまで投げられるようになったのはもちろん周りの支えもあったと思いますけど、一番は彼本人の努力。ここからが今年だけでなく、スタートだと思う。十分いい姿は見せてくれたかなと。『生き様を見たい』と言っていましたけど、ものすごく感じるものはありましたね」と今後へ向けても期待を込めていた。

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