東北福祉大V13…全日本大学女子駅伝出場決めた 大舞台へ自信

13連覇を果たした東北福祉大のメンバーは冠木(かぶき)監督の名前にちなみ、歌舞伎ポーズを披露
13連覇を果たした東北福祉大のメンバーは冠木(かぶき)監督の名前にちなみ、歌舞伎ポーズを披露
1年生ながら好走を見せた東北福祉大の金沢(左)と武内
1年生ながら好走を見せた東北福祉大の金沢(左)と武内

◆全日本大学女子駅伝対校選手権 東北地区代表選考会(26日、岩手・北上総合運動公園陸上競技場周辺コース=3区間15キロ)

 3区間15キロを各校2チームの合計タイムで競い、東北福祉大が1時間47分56秒で1位となり、13年連続17度目となる全日本大学女子駅伝(通称・杜の都駅伝、10月27日・仙台市、報知新聞社後援)の出場を決めた。2区(4キロ)を担った1年生の金沢佳子(Bチーム)、武内わかな(Aチーム)が区間1、2位の好走。最終3区でもBチームの小高夏綺(2年)が石巻専大Aチームの戸沢愛織(1年)を1秒差で振り切り、駅伝成績でも首位を守った。1時間52分13秒で2位の石巻専大は2年連続4度目の本戦出場を決めた。

 東北チャンピオンの座を譲るわけにはいかない。残り500メートル。東北福祉大Bの小高がスパートを仕掛けた。必死に粘る石巻専大の戸沢を最後に振り切り、1秒速くゴールテープを切った。12秒差でAチームもゴールに入り、総合成績では石巻専大に5分近い差をつけてV13。冠木(かぶき)雅守監督(38)は「選手たちは絶対に『相手に(優勝の)ゴールテープを切らせたくない』と話していた。その気持ちを出してくれた」とたたえた。

 エース・須藤ひかる(3年)が不調でメンバー漏れ。ピンチを救ったのが2区を走った1年生の金沢と武内だ。石巻専大Aの同区間は5000メートル16分台の庄司琴美(4年)が担い、一時は100メートル近い差をつけられたが、2人で併走して徐々にペースを上げて2キロ過ぎに逆転。最後は金沢が武内を3秒リードして最終区へたすきをつないだ。

 金沢は福島明成、武内は横手清陵学院と都大路とは無縁だったが、ともに県代表で駅伝を経験している実力者。金沢が「先輩たちから声をかけられて最後まで自分なりのレースが出来た」と胸を張ると、武内も「やってきた練習を信じて走れた」と笑みを浮かべた。

 1か月後に控える杜の都。冠木監督は「経験の少ない1年生2人が結果を出してくれたことは、自分にとってもうれしい」と手応えをつかんだ様子だ。地元の声援を力にして挑む大舞台へ。金沢は「メンバー争いもあるけど、選ばれたら自分の力を最大限に出してチームに貢献したい」と先を見据えた。(遠藤 洋之)

13連覇を果たした東北福祉大のメンバーは冠木(かぶき)監督の名前にちなみ、歌舞伎ポーズを披露
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