10月は外房のハナダイがおすすめ…大盛丸と太幸丸の船長に聞く

胴づき仕掛けに食ってきたハナダイ
胴づき仕掛けに食ってきたハナダイ
食いが良ければタルはハナダイで埋め尽くされる
食いが良ければタルはハナダイで埋め尽くされる

 10月のオススメ魚は、外房のハナダイだ。名前に「タイ」と付くだけあって、引きは鋭いので、釣り味は満点。さらにエビ餌の胴づき釣り、コマセでのウイリーしゃくりと釣り方は、場所によって分かれるものの数釣りが期待できるのが魅力だ。ハナダイのほかにも青物や根魚の交じりものも多彩。釣り方のコツや今後の見通しを外川港・大盛丸の上田隆広船長と飯岡港・太幸丸の実川浩司船長に聞いた。

 ―最近、ハナダイ釣りの調子がいいですね。

 大盛丸・上田隆広船長(以下上)「まだ日によってムラがあるよね。サイズは20センチ前後が主体で、25日にはトップが52尾釣ったよ」

 太幸丸・実川幸司船長(以下実)「台風が来た影響で海がシケたり、水温が安定しなかったりと状況がコロコロ変わるから、釣果にムラが出るのは仕方がないかもしれないね。ウチでも21日にトップは50尾を記録している」

 ―大盛丸が狙う外川沖、太幸丸が狙う飯岡沖では釣り方が違いますか?

 上「外川沖ではエビ餌を使った胴づき仕掛けで釣るんだ。ハリ数は3~5本。手慣れた人は5本バリ、初めての人には3本バリを勧めているよ」

 実「飯岡沖ではコマセのしゃくり釣りで狙います。ウイリー仕掛けで一番先にハリにオキアミを付けるといいですね」

 ―それぞれの釣り方のコツを教えてください。

 上「オモリが底に着いたら、ゆっくりと1メートルほど誘い上げて静かに下げるのが基本です。カワハギのタタキ釣りのようにオモリを底に着けたまま、小刻みに仕掛けを揺らす誘いもいい。どちらも誘った後に仕掛けを動かさないでハナダイが食う間を作るのがコツです」

 実「しゃくり釣りでは、まいたコマセの煙幕の中に仕掛けを入れることが大事。コマセをまく幅も1メートル間隔がいいのか、50センチ間隔にするのか、その日の状況を見ながら探ってください。ウイリーの色も食いに影響するので、何種類か用意してください」

 ―ハナダイ釣りの魅力は、交じりものが多彩なこともある。

 上「マダイやカンパチ、マハタ、カサゴといろいろ食ってくる」

 実「ウチもワカシやショゴ(カンパチの子ども)などの青物が交じるね」

 ―今後の見通しは?

 上「シケの日が多くて海が落ち着かないけれど、ハナダイ自体の魚影は例年並みに濃いと思う。海が静かになれば、もっと釣果は伸びるはず」

 実「このところ小型が目立つけれど、本来は飯岡沖では40センチ級のジャンボサイズが食ってきます。いつもの調子が戻れば、強烈な引きが味わえますよ」

 ◆太幸丸・実川浩司船長 魚を釣らせる技術はもちろん、やわらかい物腰と接客で釣り人に人気。一つテンヤのマダイやヒラメにも出船する。太幸丸(TEL0479・63・1902)。

 ◆大盛丸・上田隆広船長 貫禄たっぷりの見た目とは裏腹に、釣り人への気配りを忘れない。今季好調のヒラメにも出る。大盛丸(TEL0479・23・3362)。

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