星槎道都大・大栗、逆転口火の二塁打…3季連続Vへ主将の意地

一塁側スタンドの声援に応える星槎道都大・大栗主将
一塁側スタンドの声援に応える星槎道都大・大栗主将
延長12回、中越え二塁打を放つ大栗主将
延長12回、中越え二塁打を放つ大栗主将

◆札幌六大学野球 第2節 第8日 ▽星槎道都大(8勝2敗)6―5札幌大(5勝5敗)(延長12回)

 星槎道都大が、逆転優勝に望みをつないだ。札幌大に延長12回の末、6―5でサヨナラ勝ち。12回の先頭で代打・大栗飛人(たかと)主将(4年)=駒大苫小牧高出=が中越え二塁打を放ち、引き分け目前の土壇場でサヨナラの口火を切った。首位の東海大北海道も北翔大に7―0で勝利。全10試合が終了し両校が8勝2敗で並んだため、きょう26日午後1時から同球場で、プレーオフによる優勝決定戦が行われる。

 越えろ―。祈りを込めた打球が中堅手の頭上を越えると、星槎道都大の大栗主将が二塁ベース上で何度もガッツポーズを作った。引き分け目前の延長12回、代打で値千金の中越え二塁打。最後は相手失策絡みでサヨナラ勝ちを決めると、口火を切った背番号10は「全員が諦めなかった結果」と、意地の一打に胸を張った。

 土俵際に追い込まれてからの執念が違う。5回に逆転3ランを浴びて2点リードを許すも、8回には犠飛を絡めて無安打で同点に追いついた。前半1節は2位タイで折り返すも、2節は接戦を制して優勝争いに踏みとどまったチームを象徴する試合運びに、二宮至監督(65)は「選手がよく諦めずに戦った」と称えた。

 今秋のテーマは「後悔をなくせ」。今年6月の全日本大学選手権は初戦で福岡大に延長11回の末、0―1で惜敗。悔しさからリーグ戦期間中は全員が休み返上で汗を流してきた。「周りが休んでいる中、俺らはやってきた」と大栗主将。日頃から不安材料をなくすことで打席での雑念は消え、終盤での粘りにつながった。

 今春限りで引退を考えていた大栗主将も、仲間から引き留められて踏みとどまった。「この仲間ともう1回、勝ち上がって神宮に行きたい。同じチーム(東海大北海道)に2回も負けてはいけない。2度と自分たちと戦いたくないと思わせるくらい思い切り戦いたい」。左手の革手袋に「挑戦者」と刺しゅうを入れる頼れる主将の下、3季連続優勝に挑戦する。(清藤 駿太)

一塁側スタンドの声援に応える星槎道都大・大栗主将
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