グレイヘアリスト朝倉真弓氏、人生100年時代に「コンプレックスや劣等感解消し、人生明るく」

朝倉真弓氏
朝倉真弓氏

 グレイヘアリストとしてテレビ番組出演、講演活動などを行う朝倉真弓氏(48)がこのほど都内でインタビューに応じ、「コンプレックスを個性に!」と説いた。

 ずっと白髪に悩まされてきた。11歳の時に初めて白髪を見つけ、中学・高校時代には増え続ける白髪に、コンプレックスを感じるようになっていった。45歳で白髪染めをやめるまで30年以上、向き合ってきた。

 人生100年時代と呼ばれる昨今、折り返し地点を前に、「コンプレックスや劣等感を解消していくことで、人生が明るくなっていくことを伝えていきたい」と語る。「100年時代の話を聞くと、寂しいことばかりですよね。40代、50代は人生の後半戦、言わば第2の人生。自分の考え方を少し変えるだけで、もっと楽しく過ごせるんじゃないかと思うんです」

 仕事のノウハウを理解したベテランの域に入る時期、子育てでも終盤戦に入り、手がかからなくなる時期に当たる。「若い頃はコンプレックスを隠さなきゃいけないと思っていたけど、もう1度、自分自身を見つめ直すラストチャンスだと思うんです。得意分野から探す人が多いですが、コンプレックス、劣等感から向き合うのも1つの方法だと気が付きました」

 好きで白髪になったわけではない。なのに、「みっともない」「失礼」「マナー違反」など、マイナスの声が根強く残っていた時代。朝倉氏は髪に良いとされること、全てにトライした。

 初めて白髪染めをしたのは18歳の時。2週間に1回、3週間に1回のペースで続けた。45歳までの27年間、380回のカラーリングを経験し、その費用は330万円以上にのぼる。

 「最初は楽しかったんです。みんなと同じ髪の色になれたり、年相応に見られたり。一定期間が過ぎれば、白髪が出てくる…。どうしても根元に目がいくので、鏡を見るのがすごく嫌だった。『なぜ、自分の自然な状態を否定しているの?』『誰のために染めているの?』という感情でつらくなることもありました。頭皮も痛くなり、体も心もボロボロになってやめました」

 現在の日本社会は、以前に比べれば、価値観も多様化してきたという。「渡辺直美さんの活躍ぶりを見ると、『ダイエット=しなきゃいけないもの』から『それを個性として生かす』と感じる。堀江貴文さんの著書『多動力』では、1つのことに集中できない性格の人はマイナスイメージがあったのに、そこに光を当てた。発想を転換させれば、それがコンテンツになる時代だと思うんです」

 自分自身を受け入れたことで、朝倉氏も「世界が開けた」とほほ笑む。「不思議なもので40歳を過ぎたぐらいからアンチだけじゃない、同じ境遇の人もいる、味方もいると気付くんです。若い頃は、頭では分かっているのに『みんなに好かれたい』と思ってしまう…。不思議ですよね。そう考えると、40代以降は楽しい年代だなって思います」

 マイナスをプラスに変える生き方もあると、身をもって証明する。「『あの人みたいな生き方、悪くないよね』と思ってもらえるように、自分自身が体現していけたら。楽しそうに生きている同世代の方々を、1人でも多く増やしたいですね」。10月5日に大阪・グレイヘア大阪フェスティバルでトークショーを行う。

 ◆朝倉 真弓(あさくら・まゆみ)1971年8月13日、東京都出身。48歳。青山学院大学卒。趣味はウィンドサーフィン。身長161センチ。血液型A。

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