【巨人】伝統の一戦で今季7度目の完封負け

試合後、レフトスタンド前で甲子園のファンに別れを告げた阿部慎之助(左)らナイン
試合後、レフトスタンド前で甲子園のファンに別れを告げた阿部慎之助(左)らナイン

◆阪神5―0巨人(24日・甲子園)

 巨人は阪神と今季最後の“伝統の一戦”に臨み、ゼロ封負け。先発したドラフト1位ルーキーの高橋は6回途中を投げ、9三振を奪ったが、4安打3失点で6勝目はならなかった。引退を表明した阿部は9回に代打で登場したが三振に倒れた。打線は6安打と元気なく、阪神の投手陣にゼロに封じられた。

 今季最後の伝統の一戦は、投打に教材を得るものとなった。8回まで毎回走者を出したが、今季7度目の完封負け。原監督は「今日は(相手が)思い切っていろんな作戦を使ってきて、非常に躍動していた」と虎の意地をたたえた。

 先発・高橋は粘りを見せた。だが、1点ビハインドの6回、先頭・大山の四球をきっかけに無死二塁とされ、糸原に適時打を許した。5回1/3を4安打3失点。9奪三振と力投したが、7敗目を喫し「先頭をああいう形で出してしまうとつながれてしまう」と唇をかんだ。

 来たる決戦へ“打順3巡目の壁”を乗り越えたい。指揮官は「だいたい野球は(失点するのは)確率的に3巡目らしいよ。3巡目を抑える投手はすごくいい投手」と指摘。疲労も出始め、打者の目も慣れる3巡目をいかに抑えるか。CS最終Sは最大6連戦。その終盤の一粘りが救援陣を助ける。

 打線に目を移せば、この日は21日の優勝決定後初めてベストメンバーがスタメンに並んだ。10月9日のCS最終S初戦までに、実戦感覚を維持するための紅白戦も予定されている。だが、遠慮なく内角も突いてくるシーズン残り2試合は貴重な場となる。状態を再び上げ、決戦モードへと入っていく。(西村 茂展)

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