中日が国内FA権を取得したロッテ・鈴木大地内野手(30)の獲得調査を進めていることが24日、分かった。球団首脳は「来季、優勝を狙うためには野手の層を分厚くしないといけない。FA選手はみんな調査している」と明かした。
チームはリーグトップの打率2割6分3厘を誇るものの、主力の平田、高橋らが負傷離脱すると、得点力が一気に落ちた。加藤球団代表も「Aクラスに入れる戦力にはちょっと足りないと実感した。監督とも相談して、足りない部分を補っていけるように努力したい」と具体名は避けたものの、今オフの積極補強の方針を示した。
鈴木は東洋大から2011年のドラフト3位でロッテに入団。内外野の複数ポジションをこなすユーティリティーさが魅力な上に、今季は自己最多の15本塁打をマークするなど長打力にも磨きをかけている。ロッテ時代に指導した伊東ヘッドコーチの存在もあり、動向を注視していく。